株式会社イグアスは2022年4月に販売代理店契約を締結したShenzhen Pudu Technology Co., Ltd.(以下、PUDU社)が開発・提供するサービスロボットの取扱いラインナップを拡大し、業務用お掃除ロボット「PUDU CC1」を含む新製品全3機種の販売を開始することを発表した。
掃き掃除・ゴミ吸引・床洗浄・乾拭きを1台でこなすロボット
PUDU社は中国発のロボットメーカーとして業界水準トップクラスの技術力と洗練されたデザインを強みに、世界60か国以上で活躍するサービスロボットの開発・提供を行うハイテク企業。PUDU社初の清掃ロボットとして登場した「PUDU CC1」は掃き・吸引(掃除機機能)、床洗浄、乾拭きまでの機能を1台に集約する多機能型のお掃除ロボットで、2つの清掃モード(掃除機+乾拭き、床洗浄)を持ち、細かいチリやごみ・ほこりの除去から仕上げの乾拭き、目に留まりやすい床の汚れの洗浄まで、ユーザーの様々な清掃ニーズに対応することが可能。
「PUDU CC1」は1時間当たりの清掃面積700~1000㎡(一般的なバスケットボールコート約2面分相当)、運転時間最大9時間(充電満量の状態)と広域な清掃にも十分に対応可能なパワーを持ち、清掃の効率性を一層強化することに役立つ。さらに、付帯するサイドブラシの活用によって対象領域の隅まで清掃。人が見落としやすい角や隅々まで的確に清掃し、清掃品質の向上を実現する。
なお、 PUDU社ではその他にも、これまで世界各国3万台以上の販売実績のある配膳・配送ロボットに新機能を追加し、利便性と安全性が向上した「SwiftBot」「PuduBot2」を発表した。
【動画】デリバリーロボット『PuduBot2』
【動画】配送ロボット『SwiftBot』
イグアスはPUDU社の正規販売代理店としていち早く新製品3機種の取扱いを開始することで、国内市場における同社サービスロボットの適応範囲を拡大し、配膳を目的とした活用の他、店舗でのサイネージを使った販売促進、オフィスや病院、介護施設、ショッピングモールをはじめとする屋内施設の清掃など、ユーザーの様々な課題解決に適するサービスロボットの提供を推進する。
イグアスでは今後、サービスロボットの価値を高める新たな活用方法を考案、市場への提供を進めることで、人とロボットが互いの価値を活かし協働する社会の実現を目指していく。なお、PUDU CC1の出荷開始は2022年12月頃を予定している。
PUDU CC1
掃除機、床洗浄、吸引、乾拭きの機能を1台に集約し、様々な清掃ニーズに対応する多機能型のお掃除ロボット。
・掃除機からモップ掛けまで様々な清掃ニーズに対応
アタッチメントを取り換えるだけで、拭き・吸引・床洗浄・乾拭きに対応する。
・フロア内を隅々までしっかり掃く
サイドブラシを活用し清掃幅6mm未満までしっかり掃く。
・自動給排水で手作業不要
大容量15ℓの浄水タンクと7ℓの排水タンクを内蔵。全自動で給排水を行う。
・ロボットの共同作業で清掃時間を短縮
ロボットに搭載の「PUDU SCHEDULER」機能で、同フロア、複数台稼働でも緩衝せず作業を実施。清掃時間の短縮も実現する。
SwiftBot
自動開閉ドア付きのボックス仕様、経路のレーザー投影と全方向の障害物を検知する最新のセンシング技術で、安全かつ衛生的に配送する配膳・配送ロボット。
・自動開閉ドアを搭載
密閉された状態で配送でき衛生的。 開閉ボタンは床にレーザー投影され、非接触で開閉できる。
・レーザー投影で経路を可視化
ロボットが装備しているレーザーライトから地面に向けて配送経路を投影し、経路を歩行者に示すことで衝突リスクを減らす。
・バースデーモード
音声によるメッセージや音楽、レーザープロジェクションなど、特別な誕生日を演出する。
・最適な経路でユーザーを案内
システムがアルゴリズム制御を行い、入口からお席までの最適な経路でユーザーを案内する。
PuduBot2
用途に適したアクセサリーでカスタマイズ性に優れ、使いやすく大容量配送にも対応した配膳・配送ロボット。
・大容量配送に対応する増減可能なトレー
配送量に合わせて最大7段までトレーの増設が可能。
・豊富なアクセサリー
配送物を密閉するボックス型のケース、ドリンクホルダーなど配送をより効率化する様々なアクセサリーをラインアップ
・充電切れを未然に防止
予め設定した時間およびバッテリーレベルが設定値より低下した場合、自動で充電する。
株式会社イグアス
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。