【世界初】大規模言語モデルを医療×HR分野に活用 医師と仕事のクローンマッチングでM3キャリアとオルツが連携へ

医療人材ビジネスを展開するエムスリーキャリアとパーソナルAIの開発および実用化を行うオルツは合同で、医療×HR領域での大規模言語モデル(LLM)を活用した先進的なクローンマッチングの実証実験を開始した。

この取り組みは世界初(2024年2月9日現在:オルツ調べ)の試みとなり、大規模言語モデル技術の活用による医療×HR領域の課題解決に向けた重要な一歩になるとしている。

プロフェッショナルと求人情報を、適切かつ効率的に結びつけることを可能に

近年、医療×HR領域は激動の時代を迎えており、最も大きな変化は「医師の働き方改革」である。

エムスリーキャリアとオルツは、この変化に対し、テクノロジーを活用した医師と仕事のマッチングプラットフォームを共同開発することで、医師一人ひとりが、より最適で、自分に合った働き方や働く場所を見つけられるようになると考えている。

この新しいプラットフォームは、大規模言語モデル技術を駆使し、医療×HR領域のプロフェッショナルと求人情報を適切かつ効率的に結びつけることが可能になる。

これまで人間が行っており、ボトルネックになっていた工程を省力化し、医療機関や専門家が求める人材を発掘・採用するプロセスが大幅に簡素化・迅速化される。また、本プロセスの各関係者は、クローン同士による仮想面談などの対話の情報を活用することで、本来集中すべき仕事に注力することができる。


クローンマッチングの新規性
エムスリーキャリア 代表取締役 沼倉敏樹氏 コメント

エムスリーキャリアの代表取締役 沼倉敏樹氏は、この取り組みについて

エムスリーキャリア 代表取締役 沼倉敏樹 氏

『イキイキと働く医療従事者を一人でも増やし、医療に貢献する』。それがエムスリーキャリアのミッションです。今回のクローンマッチングプラットフォームの開発は、ミッション実現のための、重要な一歩になると考えています。

とコメントしている。

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ロボスタ編集部

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