いよいよ明日開幕!世界最大級のAIとGPUイベント「NVIDIA GTC 2024」現地直前レポート、サンノゼの青空の下で

いよいよ明日、世界最大級のAIとGPUイベント「NVIDIA GTC 2024」がシリコンバレーで開幕する。既に現地では準備が進んでいて、メイン会場となるサンノゼ・コンベンション・センターには参加者や出展者、わたしたち報道関係者らが続々と集結し、レジストレーションを行なっている。

「GTC 2024」のメイン会場となる「サンノゼ・コンベンション・センター」。

会場の入口横にはいつもの「Aurura」自動運転トラックの展示。自動運転によるスマート物流は最も期待されている分野のひとつ。

コロナ禍の前と同様にサンノゼ・コンベンション・センターにはGTC2024の文字が躍り、今年は「#GTC2024」の巨大なモニュメントが出迎えてくれる。また、今までと違う点として入口のロビーで厳重なセキュリティチェックが行われている。

エントランスのロビー

朝8時のレジストレーションの様子。シリコンバレーの朝は早い


注目の基調講演やセミナー、展示等は明日から。現地の様子は引き続きレポートしていく予定だ。


なお、ロボスタでは既に何度かお知らせしているが「GTC 2024」の基調講演やセッションは日本からでもオンライン配信で参加できる。また、22日には日本向けの「JAPAN AI DAY」も開催されるのでも事前登録をして、「AIの変革」を体感しよう。

「GTC 2024」WEBサイト(無料)
https://www.nvidia.com/ja-jp/gtc/?ncid=cont-555253-vt48


現地サンノゼの様子

「シリコンバレー」は聞いたことがあるけれど「サンノゼってどこ?」という若者もいるかもしれない。シリコンバレーはカリフォルニア州のサンフランシスコ・ベイエリア一帯を指す総称で、サンフランシスコから南東に約50km離れたところにサンノゼがあり、Adobeの本社があることでも知られている。

サンノゼ・コンベンション・センターの駅に到着するライトトレイン(路面電車)。

「GTC2024」のサインやノボリは街のいろいろな場所で見られる

シリコンバレー全体で言えば、Apple、Google、Oracle、Intel、NVIDIAなどのIT産業が集積していて、多数のITベンチャー企業がひしめていてることでも知られている。日本からのアクセスはサンフランシスコ空港かサンノゼ空港か一般的だ。

親子連れやカップルが集まって休日を楽しむプラザ・デ・シザー・チャべズ



機構は穏やかで雨が少ない。陽射しが強く、昼と夜との寒暖差が大きいことでも知られている。カリフォルニア州と言えば「カリフォルニア・ドリーミング」などのサーフィンやビーチを連想するかも知れないが、それは主にLA(ロスエンジェルス)などの南地域で、シリコンバレーにはビーチもサーフィンも盛んではない(ベイエリアではウィンドサーフィンを楽しむ人はいる)。

サンノゼ・コンベンション・センターの迎えはシビックセンター(サンノゼ市公会堂)

サンノゼ市公会堂は、近々、初音ミク関連のイベントが開かれるようだ

なお、アメリカンフットボールのNFLで言えば、サンフランシスコ49ersが有名で、最近、本拠地の球場をサンノゼに近いサンタクララ(リーバイス・スタジアム)に移したことをご存じの読者も多いだろう。


「GTC 2024」全体の概要と基調講演
「GTC 2024」全体の概要と基調講演は別記事「世界最大級のAIとGPUイベント「NVIDIA GTC 2024」リアル/オンラインで開催 GTCの全容と日本から参加できる見どころ徹底解説」を参照。
基調講演

NVIDIAの創業者/CEOによる注目の基調講演は日本時間、3月19日(水)午前5時から。毎回、驚きと感動で世界中の視聴者を魅了する基調講演が無料で配信される。AIやNVIDIAアクセラレーテッド・コンピューティング・プラットフォームが、 あらゆる産業や生活、社会にどのように変革していくかが紹介される予定。サンノゼのリアル会場よりライブストリームにて配信される。GTCに参加登録すると、後日オンデマンド配信も視聴できるので、ライブの時間が合わない読者も大丈夫。参加登録は忘れずに
GTC 2024 参加登録はこちらから

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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