三菱倉庫のMLCベンチャーズが自動配送ロボットを開発・提供するLOMBYに出資

MLCベンチャーズ株式会社は運用するファンドを通じて、ラストマイルの自動配送ロボットを開発・提供するLOMBY株式会社(ロンビー)に出資したことを発表した。ファンドは「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」。


ECやフードデリバリー、コンビニ・ドラッグストアなど各社が行う店舗デリバリーサービスなど、クイックデリバリーは近年注目を集めている。しかし、その成長に伴い、配送を担う労働力の不足が依然として大きな課題となっている。

LOMBYは、労働力不足が深刻化する物流業界の課題に応えるため、屋外のラストマイル領域で活用可能な自動配送ロボット「LOMBY」を開発しているベンチャー企業。
自治体や大手コンビニエンスストアとの商用運行に向けた商用運用検証や量産化に向けた技術検証を重ね、物流業界の未来を切り開く取り組みをスピーディーに進めていくとしている。

MLCベンチャーズ株式会社はリリースを通じて「労働力不足や高齢化が進行する中、LOMBYの自動配送ロボットは、持続可能な社会に向けた画期的なソリューションです。環境負荷の軽減や安全性の向上にも寄与し、三菱倉庫グループのサステナビリティ目標とも一致しています。MLCベンチャーズは、LOMBY社の成長を支援し、物流業界におけるイノベーションの推進を目指します」とコメントしている。

■LOMBY Development History

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ロボスタ編集部

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