WRCラリージャパン トヨタGRが2024年の年間メーカー・チャンピオンを獲得!最終ステージでヒョンデを逆転【最終順位】

世界ラリー選手権WRC「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」は11月24日(日)にすべての競技を終えて、トヨタGRのエバンス組がラリージャパンの優勝を飾った。2位にはトヨタGRのオジエ組、3位にはフォードのフルモー組が獲得した。

ラリージャパンの勝者、トヨタGRのエバンス組

表彰セレモニー ©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

ラリージャパンの2位、トヨタGRのオジエ組

ラリージャパンの3位、エイドリアン・フルモー組

フルモーと接戦していた勝田貴元組(トヨタGR)は4位でゴール。表彰台は惜しくも逃した。

恵那SSを走る勝田貴元選手(トヨタGR)

トヨタ勢の活躍により、最終ステージでそれまでポイントリーダーだったヒョンデを逆転、年間メーカーチャンピオンを獲得した(マニュファクチャラー)。トヨタGRの年間チャンピオン獲得は4年連続。

@World / Red Bull Content Pool


フォーラムエイト・ラリージャパン2024の結果

1.エルフィン・エバンス組(トヨタGR)
2.セバスチャン・オジエ組(トヨタGR)
3.エイドリアン・フルモー組(フォード)
4.勝田貴元組(トヨタGR)
5.グレゴワール・ミュンスター組(フォード)
6.ティエリー・ヌービル組(ヒョンデ)
7.ニコライ・グリアジン組(WRC2 通称:藤原とうふ店)
8.サミ・パヤリ組(WRC2)
9.新井大輝組(WRC2)
10.ガス・グリーンスミス組(WRC2)

最終日、三河湖SSを激走するエバンス組


WRC 年間結果 ドライバー

2024年、年間のドライバーズ・チャンピオンに輝いたのは、既報のとおり、ヒョンデのティエリー・ヌービル組。2位はエルフィン・エバンス組(トヨタGR)、3位はオイット・タナック組(ヒョンデ)が獲得した。勝田選手は6位だった。

恵那SSを走るヌービル組 (ロボスタ)


2024年 年間ドライバーズ・チャンピオンに輝いたティエリー・ヌービル組(ヒョンデ)©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
WRC 年間

1.ティエリー・ヌービル組(ヒョンデ)242
2.エルフィン・エバンス組(トヨタGR)210
3.オィット・タナック組(ヒョンデ)200
4.セバスチャン・オジエ組(トヨタGR)191
5.エイドリアン・フルモー組(フォード)162
6.勝田貴元組(トヨタGR)116
7.カッレ・ロバンペラ組(トヨタGR)114
8.グレゴワール・ミュンスター組(フォード)46
9.ダニ・ソルド組(WRC2)44
10.サミ・パヤリ組(トヨタWRC2がメイン)44

三河湖SSを激走するティエリー・ヌービル組(ヒョンデ)



WRC2

1.サミ・パヤリ組 126
2.オリバー・ソルベルグ組 123
3.ニコライ・グリアジン組 116

サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン組

サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン組

左からエンニ・マルコネン選手(コドライバー)とサミ・パヤリ選手


マニュファクチャラー(メーカータイトル)

1.トヨタGR(Toyota GAZOO Racing World Rally Team)561
2.ヒョンデ(Hyundai Shell Mobis World Rally Teams) 558
3.フォード(M-Sport Ford World Rally Team)295

トヨタGRが年間タイトルを獲得。写真は三河湖SSを走る勝田貴元選手(トヨタGR)


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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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