パナソニック「エボルタNEOくん」がギネス世界記録を達成!世界最長1,111mクライミング、22万文字超の応援メッセージで

パナソニック株式会社は2021年11月7日(日)、乾電池エボルタNEOの長もち・パワーの実証として、2本の単3形乾電池を動力源とした「エボルタNEOくん」による世界最長1,111mクライミングに挑戦し、ギネス世界記録を達成したことを発表した。


「エボルタNEOくん」が世界最長1,111mクライミングに挑戦

今回のチャレンジはチャレンジ企画初のオンライン参加型とし、Twitterで募集した応援メッセージをロープに合成表示して繋ぎ、そのロープを「エボルタNEOくん」が登った。


11月7日(日)10時19分にクライミングチャレンジを開始。Twitterで集まったメッセージをエボルタNEOくんが一歩一歩登り続け、約11時間50分53秒かけて見事目標1,111mを上回る1,115.8mの登頂に成功した。応援メッセージが途切れたらチャレンジ失敗という条件の中、登頂に必要な22万文字を超える応援メッセージ(アカウント名の文字を含む)が集まった。また応援ツイートの投稿数は19,211ツイートとなり、パナソニックは1ツイートにつき10円(合計19万2,110円)を子どものスポーツをサポートする活動を行う団体に寄付する。

エボルタくん、エボルタNEOくんの設計、開発に長年携わっている世界的ロボットクリエーター高橋智隆氏は次のようにコメントした。

今回のチャレンジは応援メッセージを登るという新しい試みで、本当にみんなの力でギネス世界記録が達成できたのだと感じている。エボルタNEOくんは練習時、最初は活きが良く弾むように登っていき、疲れてくるとだんだんグダグダ登ることもあったが、今回は最後まで元気に一定のスピードで登っていたので、乾電池への信頼含め私自身は比較的安心して見ていた。今回のエボルタNEOチャレンジは12時間近くみんなで見守っていたのでエボルタNEOくんが登っていく姿や音がみなさんの記憶に残るだろう。小さい単3形乾電池2本にこれだけのことができるエネルギーが入っていると思うと感慨深い。

チャレンジの様子はニコニコ生放送、Panasonic Japan(パナソニック公式)Youtube、エボルタNEOくん公式Twitter、エボルタNEOチャレンジホームページにて12時間半生放送された。なお、チャレンジの様子は2022年1月31日(月)までアーカイブ視聴が可能。また、応援メッセージは11月19日(金)にエボルタNEOチャレンジ2021ページで公開予定。

■ギネス世界記録の条件(抜粋)
・ロボットは非充電式の市販された電池のみを動力とすること
・ロボットはリモートコントロールや外部の補助なしでロープ登りができること
・ロープの勾配は地面とロープの角度が70度以上になるよう設定する
・使用する電池の本数に制限はないが、挑戦中の電池交換は認められない
・挑戦中はロボットの部品交換や修理は認められない。ロボットが動かなくなった場合は、その時点で挑戦終了となる


応援ありがとうキャンペーン実施中!

パナソニックの電池関連商品を500円以上購入の上、応募した人の中から抽選で合計1,111名にカタログギフトまたは、エボルタNEOくんのQUOカードをプレゼントする。キャンペーン対象商品は乾電池、充電池、充電器、リチウム電池、コイン電池、電池応用品。

【キャンペーン概要】

購入対象期間 2021年11月8日(月)〜2022年1月31日(月)
応募期間 2021年11月8日(月)〜2022年1月31日(月)
応募コース ・Aコース(1,500円以上購入で応募可能)
カタログギフト 20,000円相当(100名)

・Bコース(500円以上購入で応募可能)
エボルタNEOクライミングチャレンジ QUOカード2,000円分(1,011名)

応募方法 キャンペーン対象商品を購入の上、「店名・購入日・購入商品名・購入金額」が記載された購入証明書(レシート等)、対象商品のバーコードがしっかりと確認できる写真を用意し、応募専用WEBページより応募ください。
キャンペーン詳細 https://panasonic.jp/battery/campaign/thanks.html


使用した乾電池「エボルタNEO」について

乾電池エボルタNEOは乾電池エボルタで培ったパナソニック独自の技術を更に進化。その実力は2017年10月2日「世界一長もちする単3形アルカリ乾電池としてギネス世界記録に認定された。その後も2021年10月1日には14年連続となる2021年度の認定を受けた。

世界一長もちする単3形アルカリ乾電池(LR6)として。ギネス世界記録に2017年10月2日認定。2021年10月1日再認定。IEC基準における全放電モードの平均値より。250mA 1日1時間放電 終止電圧0.9Vなど(温度:20±2℃、相対湿度:(55+20,55-40)%)

地球環境に配慮した紙パッケージ(単3形・単4形 4本パック)

従来のブリスターパッケージに比べて梱包材使用量を約50%(LR6NJ/4B、LR03NJ/4Bとの比較)削減した紙パッケージ仕様の乾電池エボルタNEOが2021年10月25日に発売。パッケージはすべて紙として廃棄可能。


過去の「エボルタNEOチャレンジ」を紹介

エボルタから始まりエボルタNEOでも継続している「エボルタNEOチャレンジ」企画は、乾電池エボルタNEOの長もち性能を実証するためにさまざまなことに挑戦するプロジェクトで2008年から実施している。

・2008年:グランドキャニオンに挑戦
エボルタを動力にしたロボット「エボルタくん」が、グランドキャニオンの断崖絶壁530mのロープを6時間46分31秒で登頂。


・2009年:24時間耐久走行(世界記録に挑戦し成功)
エボルタを動力にした車両型のロボット「エボルタくん」が、フランスのサーキットで24時間で23.726Kmを走り抜く耐久走行に成功。


・2010年:充電式エボルタ 東海道五十三次 
エボルタを動力にしたロボット「エボルタくん」が、東京・日本橋から京都・三条大橋までの約500Kmを走破。


・2011年:充電式エボルタ トライアスロン
エボルタを動力にした3種類のロボット「エボルタくん」がスイム・バイク・ランに挑戦。総距離約230kmを166時間56分で完走。


・2012年:長もち年越しチャレンジ
エボルタを動力にしたポスター型のメカが、14日間ノンストップで142,460回のバーベル挙げに成功。 


・2013年:EVOLTA×プラレール(世界記録に挑戦し成功)
たった1本の乾電池を動力源にプラレールの長距離走行に挑戦。絵やメッセージで飾り付けられたコース約5.6Kmを走破。


・2014年:廃線1日復活チャレンジ
単1形乾電池エボルタ(99本)を動力にした総重量約1tの列車が、約8.5kmのコースを完走。


・2015年:鉄道走行チャレンジ(世界記録に挑戦し成功)
単1形乾電池エボルタを動力に長距離の鉄道走行に挑戦。22.615kmの区間を2時間47分9秒で走破。


・2016年:有人飛行チャレンジ(世界記録に挑戦)
日本最大の湖「びわ湖」にて「長距離・有人飛行」に挑戦。乾電池エボルタのパワーを動力にした飛行機が、琵琶湖を3,531m飛行。 


・2017年:フィヨルド1,000m登頂チャレンジ
エボルタNEOを動力にしたロボット「エボルタNEOくん」がノルウェーのリーセフィヨルド絶壁、シェーラグ山で地上約1,000mのロープ登頂にチャレンジ。


・2018年:遠泳チャレンジ(世界記録に挑戦し成功)
単3形乾電池「エボルタNEO」2本を動力に、「エボルタNEOくん」が宮島口から嚴島神社の大鳥居まで遠泳。3時間22分34秒(距離3.002km)を泳ぎきった。


・2019年:エボルタNEO トライアスロン
エボルタNEOを動力にしたロボット「エボルタNEOくん」がトライアスロンに挑戦。目標タイムである1時間45分01秒以内を超える、1時間26分40秒でフィニッシュし、成功。

トライアスロンがオリンピックの正式競技となったシドニー2000大会以降の5大会で、最も速い男子のフィニッシュタイムが、リオデジャネイロ2016大会で記録された1時間45分01秒。

【動画】エボルタ&エボルタNEOチャレンジ総集編 2008-2019【パナソニック公式】

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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