AIとGPUの世界最大級のイベント「GTC23」3/21から開催 「Japan AI Day」も併催 注目の日本語字幕付きセミナーは?

今年もディープラーニングとGPUの世界最大級のイベント「GTC」が開催される。「GTC23」(GTC2023)は日本時間の2023年3月21日から24日にオンライン開催となっている。最先端技術の現場にいる有識者による650以上のセッションが用意されている。基調講演のほか、日本語字幕付きのセミナーも用意される予定。


更に、朗報として「Jetson Developer Day」や、日本のユーザー向けスペシャルイベント「Japan AI Day」がGTC内で併催されることがわかった。



650以上の有識者によるセッション

毎回、最も注目されるNVIDIAの創業者/CEOのJensen Huang氏の基調講演(キーノート)は、日本時間の3月22日(水) 0時から。日本語字幕付きで配信されることが決定している。毎回、新しい技術やビジョンが発表されているので今回もチェックしたいところだ。


また、キーノートに続いて、「アルファ碁」を開発したことで知られるDeepMind社のCEOのDemis Hassabis氏の講演が予定されている。


スバルが「アイサイト」開発事例を紹介(日本語字幕付き)

また、日本企業からは、自動車事故防止のための物体検知サービス「アイサイト」の開発に関わり、エンジニアとして画像認識ソフトウェアの開発に従事してきた、株式会社 SUBARU、SUBARU Lab 副所長の齋藤徹氏の講演が22日(水)の9時から予定されている。ステレオカメラの認識が、AIでどのように進化するか、その開発事例が紹介される予定だ(日本語字幕付き)。



日本語字幕付きのセッションに注目

「GTC」はグローバルなイベントということもあり、言語は英語が基本となる。しかし、今回は日本語字幕付きで配信されるものも多いので、英語が苦手という人は日本語字幕付きのセッションをチェックしておこう。


スバルのほか、NTTドコモやNTT東日本などのNTTグループ、フジクラ、NEC、富士通、東海大学と原田学園、Magic Leap、そしてNVIDIAなどの講演が日本語字幕付きで予定されている。
各種セミナーを堪能するためにも下記のページから事前登録(無料)をしておこう(登録の手順はこのページの後半で紹介)。
> GTC23の詳細と事前登録




「Japan AI Day」で国内市場の最新情報を知る

今回はGTC内で「Japan AI Day」がオンライン併催される。「Japan AI Day」とは、数多くのパートナー企業による先進事例や産学連携事例など、最新情報を一挙に紹介するイベント「NVIDIA AI DAYS」の日本版と言えるもの。日本市場向けに特化した内容で、日本企業やアカデミアによるAI最新技術やGPU活用のユースケース等に触れることができる貴重な機会となる。もちろん言語は日本語。

「Japan AI Day」はGTCの最終日にあたる3月24日(金)に開催される。ビジネスリーダー向けの「ビジネス向けトラック」と、開発者や研究者向けの「開発者向けトラック」の2つで構成されている。

「ビジネストラック」ではアクセンチュア、ブレインパッド、NVIDIAが登壇して討論が繰り広げられる予定。LINEによるセミナーも注目だ。

「開発者向けトラック」は筑波大学が最新スーパーコンピュータ「Pegasus」について、東京工業大学とDeepEyeVision, Inc.が創薬や医療分野でのAI活用の最前線を語る

参加は無料で、GTC23の登録があればOKだ。


GTC23の登録方法

GTC23の登録は無料。英語画面ではあるものの簡単な3ステップで登録することができる。

1.GTC23 サイトにアクセス
まずは「GTC23」のウェブサイトにアクセスして、右上の「無料で参加登録する|ログインする」をクリックする。


2.メールアドレスを登録
GTC登録前にアカウントを「NVIDIAアカウント」を作成する(既にNVIDIAアカウントに登録済みの読者は自身のメールアドレスを入力してログインする)。
NVIDIAアカウントを作成するには、まずは自身のメールアドレス入力して「Continue」をクリックする。


希望する任意のパスワードを入力する。パスワードは安全のために、小文字、大文字、数字、記号などの中から、3種類以上の文字を組み合わせて使用する(確認のため、2回同じパスワードを入力する)。


自動ボットによる不正登録を防ぐための「I am Human」項目をチェックする。チェックするとポップアップウィンドウが表示され、複数の画像の中から該当の画像をクリックして選択する操作を行う(人間が操作しているという証明のため)。
記入したら「Create Account」をクリックする。

登録したメールアドレスに確認のメール(日本語)が届くので、内容を読んで「電子メールアドレスの確認」をクリックする。ブラウザの登録画面に登録が完了したメッセージが表示されるので、下記の画面のようにクリックして、そのまま登録情報の入力に進もう。


3.GTC 登録に必要な情報を入力
お名前(名、姓)、場所、企業/学校名、タイトル、興味のある分野、NVIDIAのニュース登録など、必要項目に入力したり、メニューから選択する。(*は入力必須項目)


興味のある分野 (Interest Area(s))は、右端のプルダウンメニューから、興味のある分野を3つ選択しよう。関連する業界 (Industry Segment)は、最も近いと思われる業界を選択する。それほど厳密なものではないので、興味のある分野や業界は気軽に選択してOK。


「プライバシーポリシー」の同意(「agree」をクリック)、「最新ニュースをNVIDIAから受け取りたいか」、「NVIDIAのプログラムに参加したいか」(SDKを入手したり、他の開発者と情報共有するなど)、「今後開催されるGTCオンラインに自動で参加登録したいか」が表示されているので、希望する場合はクリックして「Save & Continue」をクリックする。


入力確認画面が表示され、「Save & Continue」を再度クリックするとGTCの登録が完了する。

一年で最も大きなNVIDIAのイベント「GTC23」、また続報が入り次第、お伝えしたい。

関連サイト
「GTC23」公式サイト


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ロボスタ編集部

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