アバターロボットのTelexistence、ソフトバンクグループやFoxconn等から総額約230億円を調達 Foxconnとはロボット量産で連携

Telexistenceは今回4回目となるシリーズBラウンドで約230億円の資金調達を完了したことを発表した。既存出資者に加えて新規投資家からも出資を受けたとしている。

ソフトバンクグループ、Foxconn、Globis Capital Partnersからも資金調達

過去3回の資金調達ラウンドでリード投資家であったMonoful Venture Partners、KDDI Open Innovation Fund、Airbus Venturesからの追加調達に加え、新規投資家としてソフトバンクグループ、Foxconn、Globis Capital Partnersからも資金調達を行ったことを明らかにした。

資金調達とあわせ、ソフトバンクグループの子会社であるソフトバンクロボティクスグループと北米およびその他地域でのロボティクス事業推進を目的とした戦略的事業提携に合意。FoxconnとはTelexistenceの次期モデル「GHOST」の生産技術の確立および量産における連携を進めるとしている。

また、今回の資金調達に伴い、ソフトバンクロボティクスグループの吉田健一氏 、Globis Capital Partnersの野本遼平氏が新たに取締役に就任する。

尚、Telexistenceは、数十台レベルの小規模なロボットの研究開発・実証実験のステージから、数百台の自社ロボットを工場外の動的環境下に展開し、商業ベースで大規模かつ日常的に運用するフェーズに突入していくとしている。


幅広い分野で人材も募集

Telexistenceは今後、既存事業のロボットオペレーションを最速で拡大することに加え、全てのロボット関係者の目標である、人間レベルの汎用性を持つロボットを開発する上では、多様な専門性を持つ地球上で最優秀な人材を探し求め、組織の能力密度を一層高めることが必須となるとしており、幅広い分野での人材を募集している。

在籍メンバーの出身国は25カ国であり、国籍や年齢、在籍期間にかかわらず実力があれば活躍の機会は無数にあり、パフォーマンスに見合った報酬(年俸とストックオプション)を可能な限り提示するとのこと。

募集を行っているボジションについては下記の通り。

Principal Mechanical Engineer – Next Gen Product
Robotics Mechanical Engineer – Mass Production
Electrical Engineer
Head of Logistics Automation
Application Frontend Engineer
Web Application Engineer
プロダクトマネージャー(小売事業)
物流ソリューション/オペレーションマネージャー
ロボットメンテナンスチームリード
VRロボットオペレータ
コールセンターオペレータ
カスタマー・エクスペリエンス・スペシャリスト
アカウンタント/経理担当


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ロボスタ編集部

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