日本航空宇宙工業会および東京ビッグサイトは、国内最大の航空宇宙産業の総合展示会である「2024国際航空宇宙展」を2024年10月16日(水)~19日(土)の4日間、東京ビッグサイトで開催する。
「2024国際航空宇宙展」では、最終日にあたる10月19日(土)をトレード・パブリックデーとして一般公開し、子どもから大人まで楽しむことができる体験型/観覧型コンテンツが用意される。
宇宙の深淵を探る日本の技術
場所:アトリウム/日時:2024年10月16日~19日
「はやぶさ2」の実物大模型や火星衛星探査機(MMX)の1/2模型など、日本が世界に誇る宇宙探査技術に関する模型を間近で見ることができる。(展示予定:はやぶさ2、H3ロケット、火星衛星探査機(MMX)、美笹深宇宙探査用地上局アンテナ)
船外活動宇宙服
場所:アトリウム/日時:2024年10月16日~19日
国際宇宙ステーション(ISS)の船外などで活動する際に着用する実際の宇宙服と同じ素材を使用した模型を展示。ヘルメットの部分から顔を出して記念写真を撮影することができる。
月面プラントVR体験
場所:アトリウム/日時:2024年10月16日~19日
月面ローバー(定員1名~4名)に乗車し、約4分間にわたり月面スマートコミュニティLumarnity(Lunar Smart Community)をめぐるVR体験ができる。(協力:日揮グローバル株式会社)
JA2024クイズ&スタンプラリー
場所:展示ホール/日時:2024年10月19日 10:00-16:00
会場内の7つのエリアを巡りながら、航空宇宙について楽しく学べる三択クイズとスタンプラリー。クイズは中学生未満向け/中学生以上向けの2種類から選ぶことができ、すべてのスタンプを集めた方には記念品がプレゼントされる。(記念品及びスタンプ台紙には数に限りがあります)
「宇宙なんちゃら こてつくん」こてつくんと小林愛香おねえさんの宇宙なんちゃらステージ
場所:アトリウムステージ/日時:2024年10月19日 11:30-12:15
子どもに大人気のTVアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」から主人公・こてつくんが登場。みんなで参加できるステージを開催する。主題歌を歌う小林愛香さんもステージに遊びにくる。アニメ主題歌「MI-RA-I miracle circle」を一緒に歌って踊ろう。
「宇宙なんちゃら こてつくん」撮影会&ボードゲーム
場所:アトリウム/日時:2024年10月19日 終日
TVアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」の主人公・こてつくんとのグリーティング&撮影会を開催。2024年12月発売予定の「こてつくんの宇宙探査&月面探査ボードゲーム」も一足早く体験できる。
SORA-Q操縦体験
場所:アトリウム/日時:2024年10月19日 終日
2024年1月に月着陸実証機SLIMに搭載されて本当に月に行き探査ミッションを成功した変形型小型ロボット「SORA-Q」。その地上版の動くレプリカであるSORA-Q Flagship Modelを操縦して月面探査ミッションをクリアしよう。
SPACE KIDS STATION『宇宙SDGsゲーム体験会』
場所:イベントコーナーB/日時:2024年10月19日 終日
こども・アニメ専門チャンネル「キッズステーション」が取り組む宇宙メディアプロジェクト「SPACE KIDS STAION(SKS)」で開発中の宇宙SDGsゲームを体験できる。
1:カードゲーム 1回20分程度(推奨年齢:6歳~10歳)
2:ボードゲーム 10:30~ / 12:30~ / 14:00~ / 15:30~(推奨年齢:10歳~)
※19日(土)10時より、会場にて整理券を配布
航空自衛隊 航空中央音楽隊コンサート
場所:国際会議場/日時:2024年10月19日 11:45-12:45
定期演奏会、ファミリーコンサートをはじめ、全国各地で幅広い活動を展開する航空自衛隊航空中央音楽隊によるコンサートを開催。1961年の発足以来、数多くの国家行事や国際軍楽祭に参加し、1992年には、世界の優秀な軍楽隊に贈られる「ジョージ・ハワード大佐顕彰優秀軍楽隊賞」をアジアで初めて受賞した、航空自衛隊航空中央音楽隊による人気のコンサートを楽しめる。
航空自衛隊 ブルーインパルスJr.
場所:屋上展示場/日時:2024年10月19日 11:00-11:30 / 14:00-14:30
航空自衛隊のアクロバット飛行「ブルーインパルス」のミニバイク版「ブルーインパルスJr」が屋上展示場に登場。「ブルーインパルス」の所属する松島基地所属の有志隊員によるチームが「ブルーインパルス」をイメージした青と白に装飾したミニバイクで「ブルーインパルス」顔負けの曲技飛行ならぬ、展示走行を披露する。
航空自衛隊 航空学生ドリル展示
場所:屋上展示場/日時:2024年10月19日 13:00-13:30
未来のパイロットである航空学生が、銃を持って音楽に合わせて行進し、さまざまな動きを披露する「ファンシードリル」を実施。小銃を軽々と扱い、統制の取れた、美しい演技を披露する。
講演「大空への挑戦-過去、現在、未来」
場所:国際会議場/日時:2024年10月19日 14:30-16:00
空を飛ぶことは人類の大きな夢でした。20世紀初頭の冒険飛行から、航空安全の確保、そして今後はサステナブルな空の利用へと挑戦の意味も大きく変化している。大空への挑戦を、過去、現在、そして未来へと展望する。(登壇者:東京大学 名誉教授、未来ビジョン研究センター 特任教授 鈴木真二 氏)
米国空軍太平洋音楽隊 “パシフィック・ブラス” コンサート
場所:アトリウムステージ/日時:2024年10月19日 10:10-10:40、15:00-15:30
多才でポータブルな金管五重奏による力強い演奏を届ける。レパートリーは5世紀にさかのぼり、伝統的な軍の曲、ジャズ、ライトロック/ポップ、お気に入りの映画音楽、クラシックなど多岐にわたります。パシフィック・ブラスは軍の正式な式典の演奏支援、公共の場での演奏、教育的なデモ演奏など、誇りをもって米国空軍の軍人を代表して演奏する。
宇宙ロボットのものづくり
場所:アトリウムステージ/日時:2024年10月19日 13:00-13:30
月や火星開拓を目標とした人類の宇宙活動において、軌道上ではさまざまな宇宙ロボットが活躍している。それらの概要や開発の流れをはじめ、宇宙機器のものづくりについて学ぶことができる。(登壇者:JAXA 有人宇宙技術センター 技術領域主幹 大塚聡子 氏)
Women in STEM(ものづくり)の日常
ものづくりに関わる女性技術者・研究者は、どのようにしてその道を選んだのか、日々どのような生活を送っているのか、何を目指しているのか。大学/企業/ベンチャー/研究機関などに所属するパネリストの討論を通じて、ものづくりに関わる手がかりを掴むことができる。当日は事前アンケート(https://forms.office.com/r/mnND6CGNwL)に基づく参加者との交流も。(登壇者:JAXA 有人宇宙技術センター 技術領域主幹 大塚聡子 氏、株式会社アストロスケール 航法誘導制御エンジニア 岩澤ありあ 氏、日本大学 理工学部航空宇宙工学科 准教授 高橋晶世 氏、山口大学 講師 坂野文菜 氏、株式会社IHI エアロスペース 経営企画部 事業開発グループ 主幹 福永美保子 氏)
全日本学生室内飛行ロボットコンテスト~学生による創作ドローン
場所:イベントコーナーA 特設ケージ/日時:2024年10月19日 13:00-14:30
全国の大学・高専・高校生が自作の飛行ロボットを設計・製作・操縦し、ミッションクリアを競う飛行ロボット(ドローン)コンテストから、学生たちが工夫を凝らしたユニークな飛行ロボットの数々を見ることができる。(協力:一般社団法人日本航空宇宙学会、全日本学生室内飛行ロボットコンテスト実行委員会)
JAL折り紙ヒコーキ教室
場所:イベントコーナーC/日時:2024年10月19日 10:30-12:00
一枚の紙があれば誰でも簡単に楽しめる「折り紙ヒコーキ」のワークショップ。紙を折って飛ばすことで、子どもの考える力や挑戦心を育む。
ANAの航空教室
場所:イベントコーナーC/日時:2024年10月19日 13:30-14:30
航空機や航空の仕事に興味や関心を持ってもらうことを目的に、現役で働くANAの社員による「ANAの航空教室」を開催する。
JALにおける航空機のアップサイクル
場所:イベントコーナーC/日時:2024年10月19日 14:45-15:45
JALでは航空機から取り外され、廃棄されるはずだった部品を加工し、身近なグッズに生まれ変わらせている。時に整備士自身の手で。時に他企業との協業で。そんなJALが取り組むアップサイクルのこれまでの歩みについて話す。(登壇者:株式会社JALエンジニアリング 事業推進部 統括マネジャー 金森詩音 氏)
宇宙開発フォーラム -Space for everywhere, everyone- 〜in JA2024~
場所:605・606会議/日時:2024年10月19日 11:00〜12:00、13:00〜17:00
「文科系と理科系の融合」を掲げ、専攻・学年の異なる学生が宇宙開発を題材に議論や交流を行う学生・社会人向けの参加型シンポジウムを開催する。
瀬名愛美&JACKYとのトークイベント!
場所:SJACブース横/日時:2024年10月19日 11:00〜12:00、14:00〜15:00
JA2024 公式アンバサダーVtuber「瀬名愛美」、JA2024 公式キャラクター「JACKY」とオンラインでの会話を楽しめる。(午前:瀬名愛美/午後:Jacky)
2024国際航空宇宙展 開催概要
名称 | 2024国際航空宇宙展 (JAPAN INTERNATIONAL AEROSPACE EXHIBITION 2024/略称JA2024) |
---|---|
日程 | 2024年10月16日~19日 ・16日 12:00~17:00 ※10:00~12:00は招待者プレビューアワー ※招待者プレビューアワーには報道関係の皆様もご来場いただけます(事前の取材申請必須) ・17日~19日 10:00~17:00 (トレードデー:16日~18日、トレード・パブリックデー:19日) |
会場 | 東京ビッグサイト 西展示棟全館 ※りんかい線「国際展示場」駅から徒歩約7分、ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅から徒歩約3分 |
主催 | 一般社団法人日本航空宇宙工業会、株式会社東京ビッグサイト |
展示規模 | 23ヶ国/地域、663社・団体(共同出展含む)、1,156小間 (2024年8月31日時点) |
目標入場者数 | JA2016以上(JA2016実績 44,000人) |
入場料 | トレードデー【事前登録(10月15日まで)】無料/【会期中登録(10月16日~18日)】5,500円(学生:2,200円) トレード・パブリックデー【事前購入】1,200円/【当日購入】1,500円(大学生以下:無料) ※学生証要提示 |
超小型人工衛星を子どもたちが操作して地球を撮影「こども地球撮影プロジェクト」日本科学未来館・ソニー・JAXAが開催へ
AstroXが超小型ハイブリッドロケットの発射実験に成功 民間宇宙スタートアップによる福島県南相馬で初のロケット打ち上げ
日本科学未来館「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」がテーマの常設展示を予定 未来の可能性に満ちた壮大な研究開発の最前線
NTTが宇宙ビジネス分野におけるブランド「C89」を発表 2033年度に1千億円の売上目指す 島田社長がブランド名称に込めた思い
立命館大学 宇宙地球探査研究センターESEC、ispace袴田武史氏が登壇、月面開発×宇宙ビジネスの可能性を徹底議論レポート
この記事を読んだ人におすすめ
- 「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2024」産業用ロボットと自動化システムの専門展を開催 事前来場登録とセミナー聴講予約を開始
- 世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2024 」6月4日から開催 出展社数は過去最多、ロボットやIT活用提案も多数展示
- 産業用ロボット専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2024」開催 244社・団体が出展
- GMOインターネットグループ「Japan Robot Week 2024」に初出展 最大規模のブースに汎用人型重機や四足歩行ロボットなど展示
- 炒め調理ロボット「I-Robo2」福利厚生EXPOに初出展 新サービス「オートキッチンDEKITATE GO」もお披露目
- 超小型人工衛星を子どもたちが操作して地球を撮影「こども地球撮影プロジェクト」日本科学未来館・ソニー・JAXAが開催へ
- 『機動戦士ガンダム』の壮大な世界観と未来を体感する特別展「GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE展」10月に開催
- 「BOCCO emo」の新機能を「CEATEC 2024」で一堂に展示 ユカイ工学ブースの見どころを紹介
- テレ朝「金曜日のメタバース」がリニューアル、「にじさんじ」のVTuberレオス・ヴィンセントが地上波初レギュラーとして登場