一風堂豊洲店に調理ロボット「I-Robo2」導入 名脇役である「博多チャーハン」を調理・提供

TechMagicは、力の源カンパニーが展開するラーメン専門店「一風堂」が、2025年2月1日にリニューアルオープンした「一風堂 豊洲店」にて、炒め調理ロボット「I-Robo2」が導入されて稼働していると発表した。

「博多チャーハン」を調理・提供

リニューアルした一風堂 豊洲店外観

一風堂は創業以来日本に新たなラーメン文化を築いており、ステートメントである「Japanese Wonder to the World」にある通り、同社はこれからラーメンを筆頭に、愛すべき日本食を世界へと伝えていくというミッションを掲げている。

TechMagicはその一風堂の理念に寄り添い、より多くの「おいしい」を提供する手伝うべく「一風堂 豊洲店」においてI-Robo2がスタッフの負荷を軽減し、味の品質の均一化に貢献するパートナーロボットとして、ラーメンの名脇役である「博多チャーハン」を調理・提供している。


強火で一気に炒め、「パラッ」とした食感に仕上る「博多チャーハン」
店舗情報



炒め調理ロボット「I-Robo2」

炒め調理ロボット I-Robo2: 調理と洗浄を自動化

TechMagicが開発した調理ロボットI-Robo は、攪拌、加熱、調理後の鍋の洗浄といった一連の動作を自動化することができるロボット。炒飯・野菜炒めなど、熟練の職人のレシピを自動で再現する。自動調理においてはメニューに応じて、加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟且つ適切に調整できる。I-Robo の導入により、人手不足の課題に対し省人化を推進し、人がより付加価値の高い業務に集中できる環境を目指す。

「I-Robo2」は更にサイズがコンパクトになり、洗浄性やタッチパネルの操作性が向上した進化版モデル。また、要望に合わせて安全ガードや循環フードなどのオプションも追加可能となり、多様化するクライアント様のニーズに合わせ、カスタマイズの幅が更に広がっている。


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ロボスタ編集部

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