2018年9月14日、メルセデス・ベンツがSoundHoundとの提携を発表した。
メルセデスの車載インフォテインメントシステム「Mercedes-Benz User Experience(以下MBUX)」に関する提携で、すでにこの領域では2018年6月にニュアンス社とも提携していた。今回さらにSoundHoundとも提携することでMBUXの強化に本腰を入れていることが伺われる内容にになっている。
メルセデス・ベンツの発表によれば、SoundHoundのHoundifyをMBUXに統合したことで、ローカル検索、スポーツニュース、株価ニュース、単位計算、一般的な質問、時差計算などに対応したという。
この最新MBUXはまず北米のメルセデス・ベンツAクラスで利用可能になる。
なお、先日SoundHoundはプジョー、シトロエンなどの親会社グループPSAとも提携を発表するなど車載音声アシスタント領域で存在感を高めている。
また、SoundHoundは2018年5月に1億ドルの資金調達を発表しているが、出資者にダイムラーも名前を連ねていたためメルセデス・ベンツでの採用も順当な流れではある。
Source:Mercedes-Benz