株式会社ICOMAは、おもちゃのプロセスにヒントを得た独自のデザインメソッド「ICOMA TOYBOX PKG(イコマ トイボックス パッケージ)」を発表した。
また、2026年4月27日(月)から東京ビッグサイトで開催される「SusHi Tech Tokyo 2026」において、同メソッドを活用した自社プロダクトの展示をはじめ、ワークショップや試乗などの体験コンテンツを提供する。
おもちゃ化でハードウェア開発の精度を高める新メソッド
「ICOMA TOYBOX PKG」は、同社がこれまで培ってきたおもちゃ由来のプロトタイピングプロセスによるハードウェア開発手法だ。プロトタイピングを単なるモックアップにとどめず、大人から子供まで手に触れられる「おもちゃ化」することで、開発における課題の洗い出しを可能にする。

商品企画のアイデアを「おもちゃ化」し、AIなどのツールも活用しながら「具体化」、さらに「遊びこみ」を行うことでワクワク感を増幅させながら開発の精度を高める仕組みである。

近年、生成AIの普及に伴い、各種センサーを用いてAIを物理的に実装する「フィジカルAI」が注目を集めている。
同社はこれまで折りたたみ電動バイク「ICOMAタタメルバイク」をはじめとしたハードウェアの企画・開発・販売をトータルで手がけてきた。大手自動車メーカー・部品メーカーとのモビリティ開発協業に加え、Muso Action株式会社とフィジカルAI開発に最適な教育用双腕ロボットの開発協力にも取り組んでいる。
SusHi Tech Tokyo 2026に2ブースで出展
同社は2026年4月27日(月)から29日(水)にかけて東京ビッグサイトで開催される「SusHi Tech Tokyo 2026」に2つのブースで出展する。

ビジネスデイとなる4月27日(月)・28日(火)の「STATION Ai」ブース(オールジャパン・エコシステムエリア 中部パビリオン)では、自社プロダクトに加え、ICOMA TOYBOX PKGを活用して開発に携わった他社プロダクトを展示する。展示物には、折りたたみ機構とインタラクション機能を搭載したロボティクスモビリティ「tatamo!」、体に合わせて表面の凹凸が変化するスマートヘルスケアベッド「Zerovity」、音に合わせてボタンが飛び出す楽器ロボット「PONKEY」が並ぶ。



パブリックデイの4月29日(水)のみ開催される「ICOMA TOYBOXブース」(西展示棟 4階 3-4ホール Tokyo Stage)では、開発中の「tatamo!」の試乗体験コーナーを設置するほか、小型スポーツカー「セルフメイド」をモデルにした3Dプリンタ製ラジコンカーの走行体験、1/12サイズの「タタメルバイクカプセルトイ」を組み立て・カスタマイズするワークショップなど多彩なコンテンツを用意する。



さらに、電動特定小型原付木製カート「KAYACAR(カヤッカー)」の展示、ICOMAがデザイン・製作を担当した小型スポーツカー「セルフメイド」展示、MusoAction株式会社とのコラボレーションによる双腕ロボットの実働デモ、東京都立大学 鈴木 敬久教授研究室との共同展示として無線給電システムのデモも実施する予定だ。



同社は今後、フィジカルAIの普及を見据え、TOYBOX PKGの視点を活用した企画から社会実装までのトータルサポートを強化していく方針だ。
ロボスタ・オンラインセミナー情報
「AIエージェント × ヒューマノイド 生成AI時代の「Pepper+」徹底解説」
ロボスタではオンラインセミナーを定期的に開催しています。
4月後半はソフトバンクロボティクスが登壇し、「AIエージェント × ヒューマノイド 生成AI時代の「Pepper+」徹底解説」を開催します。

ソフトバンクロボティクスは「Pepper」を2014年に発表、2015年に発売開始、世界初の量産型ヒューマノイドとしてギネス世界記録にも認定されました。身長約120cmの親しみやすいデザインを活かし、会話やダンス、歌といったエンターテインメント用途に加え、観光、介護、教育、小売、イベント、オフィス受付など幅広い分野で社会実装が進められてきました。
このPepperの進化版モデルであり、AIエージェント機能を中核に据えた新世代のロボットプラットフォーム「Pepper+」を2026年に発表しています。生成AIやAIエージェントを活用したヒューマノイドの社会実装の知見を紹介します。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら。
人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線
5月には株式会社MWの成田修造氏を迎え、「人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線」を開催します。
フィジカルAIやヒューマノイドが話題になる中、「ロボットやAIが溶け込む住宅とは何か」という、近い未来に起こる住環境の変革について解説していただきます。

フィジカルAIやロボットが住宅環境にどのような進化を与えるのか。斬新な発想とデザイン、AIやロボットの活用法やビジネスモデルを紹介します。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら。
アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る
5月26日(火)には「実装」と「販売」の両輪でAIロボット市場を開拓している、アイリスオーヤマを筆頭としたアイリスグループによる「アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る」を開催。

同グループの実績は、清掃ロボットを中心に導入企業7,000社以上、累計出荷台数は22,000台以上にのぼり、急成長を遂げています。
セミナーでは、アイリスオーヤマの大山社長が登壇、ロボット事業戦略についてご講演頂きます。続いて、東京大学大学院情報システム工学研究室(JSK)出身で、元Googleのロボットエンジニアであり、同社傘下のシンクロボの小倉社長より製品スペック等の詳細をご説明頂きます。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら







