株式会社ブイノスはメタバース文化エバンジェリスト/VTuberの「バーチャル美少女ねむ」が”メタバースで生きていく”をテーマとした新曲MV『メタバースデイ』を8月30日に公開したことを発表した。
『メタバースデイ』は黎明期のメタバースで生きるユーザー、いわゆる「メタバース原住民」達の様子を撮影した生映像によるもので、現実世界の人々に自らの存在とメタバースの楽しさをアピールする内容となっている。『メタバースデイ』は10月1日から30日の間、秋葉原駅前の巨大ビジョン「オノデンMXビジョン」で放映し「現実をジャック」する予定。また、3D音楽ライブへの出場権を賭けた「歌ってみたコンテスト」の募集とMV衣装の無料配布も開始した。
”メタバースで生きていく” 新曲MV『メタバースデイ』
デジタル上の人類の新たな生活空間「メタバース」として現在ソーシャルVRが大きな注目を集めているが、黎明期のメタバースを既に「暮らしている」と言っていいレベルで利用し新たな文化を示すユーザー達が存在することは、まだ一般的にはほとんど知られていないのが実情。バーチャル美少女ねむは著書『メタバース進化論』(技術評論社)でそんなユーザー達の事を「メタバース原住民」と呼んでいる。
「メタバースデイ」は「メタバース原住民」の存在と「人類の新たな進化」の可能性を音楽の力で広く伝えることを目的としたプロジェクト。「メタバースデイ」は全編「メタバース原住民」達の様子を撮影した生映像によるもので、現実世界の人々にメタバースの楽しさをアピールし、メタバースにおける「人類の新たな誕生」を祝う内容となっている。使用しているVR機材の紹介も行い、一般人でもメタバースに入れる時代が遂にやってきたことを伝えている。撮影は次世代ソーシャルVR「NEOS VR」内で行われた。
【MV】メタバースデイ / バーチャル美少女ねむ (Music by Kapruit)【4K】
10月1日から秋葉原駅前巨大ビジョンで『メタバースデイ』放映
7月8日から30日にかけて秋葉原駅前の巨大ビジョン「オノデンMXビジョン」での放映を目指すクラウドファンディング「秋葉原クソデカビジョンにメタバースへの扉を開きたい」を実施。目標金額の454%を達成し、個人プロジェクトながら136万円を超える予算を獲得、「30日間」の放映が決定した。放映期間は「10月1日から10月30日まで」の予定で、期間中は毎日8時~22時の間、30分に一度15秒のダイジェスト版MV『メタバースデイ』が放映される。
『メタバースデイ』歌ってみたコンテスト募集開始 ※【9/24まで】
MVの完成と巨大ビジョンでの放映決定を記念して、歌唱コンテストの募集を開始した。応募作品は全てねむの配信の中で紹介され、視聴者の投票による総選挙とスタッフによる特別賞の贈呈も行われる予定。大賞に選ばれると3D音楽ライブ『メタバースデイ・パーティ (仮)』への出演権が与えられる。
・募集期間:2022年8月30日~9月24日
・参加資格:メタバースの可能性を信じる人なら誰でも
https://note.com/nemchan_nel/n/n3d736c3e9dff
「メタバースデイドレス」無料配布開始
MV撮影のためにデザイン・制作された「メタバース原住民」をイメージしたアバター衣装「メタバースデイドレス」の無料配布を開始した。収益化している動画・配信・イベントでの利用や、改変やアレンジも幅広く許可され、メタバース住人なら誰でも着ることができる。着用した写真を撮影してTwitterにアップするとねむが反応するキャンペーンも実施している。
https://nemchannel.booth.pm/items/4129304
メタバース文化エバンジェリスト/VTuber「バーチャル美少女ねむ」
「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber(バーチャルYouTuber)。2020年にはNHKのテレビ番組に出演し、お茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにも関わらずオリジナル曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。作家としても活動し、著書に小説『仮想美少女シンギュラリティ』、メタバース解説本『メタバース進化論』(技術評論社)がある。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞などインタビュー掲載歴多数。VRの未来を届けるHTC公式の初代「VIVEアンバサダー」にも任命されている。
株式会社ブイノス
VNOSは「Vの者がVのまま社会参画できる未来」を目指す実践検証組織。所属する個人系バーチャルアーティストたちや、企業である株式会社ブイノスと連携しながら、個人と法人の枠を超えた様々なプロジェクトを行っている。今回の「バーチャル美少女ねむ」ように、個人で活動するバーチャルアーティストが企業としてプレスリリースを行うのも、その実験のひとつとしている。
株式会社ブイノス
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。