ジョリーグッドは、2024年11月18日〜19日にかけて東京ビッグサイトで開催される第26回日本救急看護学会学術集会において、最新のVR技術と生成AIによる革新的な看護教育VRセミナーを開催すると発表した。セミナーでは、100人同時接続のVR臨地実習を来場者らに提供し、救急看護教育における新たな可能性を探る。
さらに、VRと生成AIを組み合わせた画期的な新システムにより、個々の学習者に最適化されたカリキュラム生成など、救急看護教育に革命をもたらす技術を紹介する。
生成AIの進化で再度注目を集める医療VR
生成AI市場は急速に成長しており、2023年時点で約106億ドル(約1兆4700億円)の規模に達している。特に生成AI関連アプリケーションは約95億ドル(約1兆3200億円)と9割近いシェアを占めており、教育分野での活用が期待されている。さらに、2030年には生成AI市場全体で2,110億ドル(約29兆円)に達すると予測されており、教育・トレーニング分野での革新的な応用が見込まれている。
セミナー概要
日時 | 2024年11月18日 12:00〜13:00 |
---|---|
会場 | 東京ビッグサイト 第26回日本救急看護学会学術集会 第2会場 |
テーマ | 「VRによるクリティカルケアシミュレーション ~実践に繋げるアセスメント~」 |
登壇者 | 日本医科大学学長 弦間昭彦 氏 福岡大学医学部看護学科准教授 大田博 氏 福岡大学病院救命救急センター 救急看護認定看護師 山浦章平 氏 株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路健介 氏 |
本セミナーは、救急看護の質の向上とより効果的な教育方法の探求を目指しており、VR技術がもたらす新たな学習体験を体験してほしい。
尚、VR体験希望の場合は限られた人数での実施となるため、当日早めの来場を勧めている。
新たに看護実習VRカリキュラムを公開予定、生成AIによる個別化学習システムも開発
ジョリーグッドは、同社が展開している医療支援VRプラットフォーム「JOLLYGOOD+」にて看護教育に必要なあらゆる臨地実習を包括したVRカリキュラムの公開を予定。
また、生成AIとVR技術の融合により効率的で効果的な学習環境を提供し続けるとしており、将来的には個別化学習システムへの対応を進め、学習者一人ひとりのニーズに応えるソリューションを開発していくとしている。
関連記事
日本メドトロニックやキヤノンら、CT検査画像を立体視で観察するMRトレーニングシステムを開発 肺の立体的な構造理解を促進「MR Anatomy」
「ロボットやAIは、看護に求められる倫理概念を実装できるか?」東京理大、共立女子大、東大大学院が共同論文を発表
日本メドトロニックやキヤノンら、CT検査画像を立体視で観察するMRトレーニングシステムを開発 肺の立体的な構造理解を促進「MR Anatomy」
「ロボットやAIは、看護に求められる倫理概念を実装できるか?」東京理大、共立女子大、東大大学院が共同論文を発表
この記事を読んだ人におすすめ
- 対話型AIキャラクターがシニア向け介護施設の入居者の話し相手に 長野県内7施設で実証実験を開始
- デンソー AIドクターが社員のメンタル不調を早期に発見 AIメンタルヘルスケアサービス「Mente for Biz」導入へ 現役医師が監修
- 【日本初】東京通信大学とNTT東日本が連携協定を締結 大規模言語モデル『tsuzumi』を教育現場へ導入
- デジタルヒューマンと生成AIで「感情推定」するアバターシステム 認知症予防や介護現場、医療や教育分野も視野に テックファーム
- 帝人のリハビリ施設「Selbst-D」で 機能訓練用BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)を用いたサービスを開始
- 稼働する手術支援ロボット「ダヴィンチ」も見学できる「子ども病院見学会」を町田市民病院がリアル開催へ 5年ぶり
- 日立港病院がAI搭載自立走行型ロボット「temi」を導入 看護師による特殊診察の説明業務を代替 医療サービスの向上目指す
- MEMSが自動搬送ロボット「MELDY」で年間1,368時間の削減効果を検証 医療スタッフ負荷軽減の実証実験
PR
このカテゴリの新着記事
注目のロボット
注目のロボット企業
チャンネル登録
Posting....