ムゲンヨーヨーの技を披露するロボット!?アスラテックがロボット操作システム「V-Sido Bilateral」で実現

アスラテック株式会社は株式会社タカラトミーの「MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー」をプレイできるロボット「V-Sido Bilateral MUGENYOYO Edition」を開発したことを発表した。人型ロボットが「MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー」を使ってトリックプレイにチャレンジするコラボレーション動画「MUGENYOYO ロボットチャレンジ」はタカラトミー公式YouTubeチャンネル「タカラトミーチャンネル」にて配信されている。


ロボットがムゲンヨーヨーをプレイするコラボレーション動画を配信

「V-Sido Bilateral MUGENYOYO Edition」はアスラテックが開発したロボット操作システム「V-Sido Bilateral」を用いて、「MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー」で行える多彩なトリック(技)に対応できるようにしたロボット。ロボットと相似形状の専用コントローラーを用いて操縦する構成となっており、コントローラーに力覚をフィードバックし、双方向の姿勢同期を行う。操縦者は「MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー」をプレイするときにロボットにかかる力をリアルタイムに感じ取れるため、ストリングス(糸)にかかる力に配慮しながらヨーヨーのトリックのような複雑で繊細な動作を行わせることが可能となる。

「V-Sido Bilateral MUGENYOYO Edition」

アスラテックはバーチャルYouTuber「斗和キセキ」を模したVTuberロボット「ロボ斗和キセキ MUGENYOYO Edition」に「V-Sido Bilateral MUGENYOYO Edition」と同様のシステムを提供し、人型ロボットによる「MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー」のプレイ動画の撮影に協力した。

「ロボ斗和キセキ MUGENYOYO Edition」

「ロボ斗和キセキ MUGENYOYO Edition」と「V-Sido Bilateral MUGENYOYO Edition」の2つの人型ロボットが「MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー」をプレイする様子は、タカラトミー公式YouTubeチャンネル「タカラトミーチャンネル」で、「MUGENYOYO ロボットチャレンジ」として2022年12月22日より配信されている。今後アスラテックは、分野を問わずさまざまなシーンに「V-Sido Bilateral」を提供していく。


V-Sido Bilateralとは

コントローラーの動きをマニュピュレーター(ロボット)に同期させるとともに、コントローラーに力覚をフィードバックすることで双方向の姿勢同期を行うロボット操作システム。操縦者はロボットにかかる外からの衝撃や物体を把持することで、より直感的にロボットを動かすことができるほか、自然にロボットへかかる負担が小さくなる動作を作ることが可能。「V-Sido Bilateral」はアスラテック独自のロボット制御システム「V-Sido」(ブシドー)をベースに、バイラテラルの機能に特化したソフトウエアとして開発されている。


MUGENYOYO/ムゲンヨーヨー

株式会社タカラトミーから発売されている電動ヨーヨーとARエフェクトを組み合わせた新感覚トイエンターテイメント。電動で回り続けるMUGENYOYO/ムゲンヨーヨーを専用アプリで撮影することにより、ARエフェクトをつけた動画が撮影できる。



バーチャルYouTuber「斗和キセキ」について

株式会社Pictoria所属。背中に巨大な三角を背負う新世代の王道バーチャルYouTuber。目標は「バーチャルでも人と同じように関わること」で、ディスプレイの中にいながらもプロレスラーと対決したり、カーナビを務めてみたりと、実写を交えた一風変わった動画を投稿中。短い活動期間ながらTwitterフォロワーは10万超え、また初の動画として投稿した「RAINBOW GIRL」のカバーは30万再生を達成している。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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