「ハロウィン」をテーマにした「生成AIアートコンテスト」結果発表 未来の農業を創る「AI」と「NFT」の可能性とは

農業ブランディングサービスを展開する農情人は、自社が運営する農業web3コミュニティ「Metagri研究所」で「ハロウィン」と「生成AI技術」を組み合わせた革新的なアートコンテストを開催。全12作品の中から、コミュニティメンバーの投票を経て、最優秀賞作品が選出された。

最優秀賞の栄誉を手にした受賞者には、最優秀賞作品がプリントされた特製Tシャツと共に、Metagri研究所が発行する独自トークンが進呈された。


未来の農業を創る「AI」と「NFT」の可能性を追求

農業は食糧を提供するだけでなく、人々の生活、環境、文化に深く関わっているが、その重要性にもかかわらず、農家の努力や農産物の真の価値が十分に評価されていないのが現状となっている。

現代の技術、特に「AI」と「NFT」がこの問題の答えを持っているかもしれず、これらの技術は、農業の未来を革新する可能性を秘めているとしている。

「Metagri研究所」は、「農業の常識を超越する」というビジョンのもと、農業の持続可能性を追求しており、農家はもちろん、技術者やアーティストが自らのAI技術を活用してオリジナルのアート作品を生み出し、互いに評価する場を「生成AIアートコンテスト」として開催。今回の生成AIアートコンテストでは「ハロウィン」をテーマとした作品、全12点がエントリーされた。

作品一覧はMetagri研究所の公式ホームページで確認できる。

投票によって選ばれた最優秀作品がNFTとして発行され、このNFTはMetagri研究所の新規参加者に対して、参加証NFTとして無料配布する予定。これにより、農業の持つ真の価値をより多くの人々に伝え、認識してもらうきっかけになるとのこと。


最優秀賞作品の結果発表

「Metagri研究所」のコミュニティメンバーによる投票の結果、音楽・ライブ配信アプリ『AWA』での公認配信者としての実績を持つ、れるるん氏の制作した作品『今日も一日お疲れ様です』が最優秀賞に輝いた。

最優秀賞作品:『今日も一日お疲れ様です』(れるるん作)

最優秀賞を受賞ししたれるるん氏は次のようにコメントしている。

最優秀賞受賞者 れるるん氏

まさか私の作品が選ばれるとは夢にも思いませんでした。素晴らしい作品が並ぶ中、私の作品が選ばれたことに深く感謝しています。初めての独自トークン受け取りにワクワクしており、どのように活用するか楽しみにしています。

最優秀賞作品は公式ホームページに掲載される他、今後、10月31日ハロウィンの日に実施するNFT無料配布企画の画像として採用される。


「農業×DeFi=FarmFi」Metagri研究所の挑戦とソーシャルトークン

今回の生成AIコンテストにおける最優秀賞の受賞者に対しては、賞品としてMetagri研究所が発行したソーシャルトークン(MetagriLabo Thanks Token)が配布された。このソーシャルトークンは、コミュニティ活動への貢献に応じてPolygonネットワーク上に発行され、コミュニティ限定の農作物やサービスなどのNFTと交換することが可能となっている。

Metagri研究所では、ブロックチェーン技術を活用したアプリケーション開発の実績があるスタディメーターの支援のもと、コミュニティ内部のメンバーだけでシステム運用が可能な仕組みを設計し、開発。Metagri研究所の活用するコミュニティシステムには、3つの機能が含まれている。


・コミュニティDiscordで特定の人をメンションすると、対象者にソーシャルトークンを発行
・集めたソーシャルトークンをNFTと引き換え
・NFTを本物の商品やサービスと交換

今後、Metagri研究所は、ブロックチェーン技術の活用を通じて、このシステムをさらに発展させ、「農業×DeFi=FarmFi」構想の実現を目指すとしている。

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ロボスタ編集部

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