家族連れでちょっと先の面白い未来を体験「ちょもろー2024」レポート(1) ロボットや最新技術との触れあい編

ポップとテックの総合イベント「ちょっと先のおもしろい未来 2024」略して「ちょもろー2024」が、10月12日と13日の2日間、港区竹芝で開催されている。


ロボットや先進的なテクノロジーに彩られた少し未来の社会や生活、新しい取り組みのポップカルチャーが体験できて、大人も子どもも楽しめるイベントとなっている。


実際に会場では、家族連れ、カップル、パートナーロボットを連れた方々、友人連れなど、様々な属性と思われる人たちが来場し、「ちょっと先のおもしろい未来」を体験していた。

アバターロボット「OriHime」や、大型の「OriHime-D」がエントランスに出て挨拶してくれた

パイロット(操縦者)は大阪からなど遠隔操作で参加。障がいを乗り越えて、明るい声を届けてくれる。カフェでアバターを操縦するパイロットの中にはインバウンド対応のため、最近は英語が堪能になった方も・・

1階のエントランスでは「ugo」がお出迎え。笑顔を見せるだけで寄付金をしてくれる。ugoは手話で笑顔を演出

会場には、aiboやロボホンを連れた家族や・・



「Petit Qoobo」(プチ・クーボ)連れの来場者も・・





ロボットダンスショーやわくわくロボット体験

ロボットダンスショー
今回の見どころのひとつはTHE★ROBOTSによる「ロボットダンスショー」。


「aibo(アイボ)」、会話ロボット「PALRO(パルロ)」、人型会話ロボット「Pepper(ペッパー)」、見守りロボット「BOCCO emo(ボッコエモ)」、モバイル型会話ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」、会話AIロボット「Romi(ロミィ)」が大集合。みんなで息を合わせたダンスを15分に1回披露している。




ダンスのはじめと終わりには、RoBoHoNによるご挨拶もあるのでお楽しみに。




わくわくロボット体験
「Pepper」とのコミュニケーション体験。ロボットが身近にいる未来社会を想像してみよう。



「aibo」との触れあい体験。aiboの可愛いさにメロメロ。



見守りロボット「BOCCO emo」と会話できるコーナー。


会話ロボット「Romi」ともお話し体験できる。


あるくメカトロウィーゴのプログラミング体験をしてみよう!
ビジュアルブログラミング言語「スクラッチ」を使って、プログラミング学習ロボット「あるくメカトロウィーゴ」をプログラミングするワークショップ。



ワークショップではロポットが積木を倒すミッションや、照度センサー・距離センサーを使ったプログラミングを作ったり、ロポットにしかできないブログラミング体験に挑戦できる。既存のロポットモーションも数多くあり、簡単なプログラミングからチャレンジできる。




ユニボ先生 出張教室
ワークショップでは、ロポットと遊びながら、いろいろな学習体験ができる。
ユニボ先生が読み上げたカードをとる、カードゲームをしよう!


算数の学習。ユニボ先生が子供と対話をしながら算数を教えてくれるぞ。


ユニボ先生をブログラムで動かしてみよう。ロポットのユニボ先生を、子供たちがブログラミングをして動かす体験ができる。





もしロボットとくらしてみたら? 子ども達のアイディア大集合

家族連れで賑わっていたのが、ソフトバンク、日建設計、SynapSparkによる共同出展ブース「もしロボットとくらしてみたら?」。

子ども達の遊び場のようだが・・後ろの壁に注目

街のイラストが描かれたパネルに、子ども達はロボットのシールを貼って「どこにどんなロボットがいたら便利? 楽しい?」というテーマで付箋紙にアイディアを書いていく。

どこにどんなロボットがいたら便利で楽しいかな?

ロボットの特製シールと、アイディアを書いた付箋をパネルに貼ってみよう

開場とともに多くの子ども達が参加、既にたくさんのアイディアの付箋が貼られていた。


ソフトバンクが開発中の自動搬送ロボット「Cuboid」の走行をすぐそばで見ることができる。


記念撮影が撮れるコーナーもある。





ロボットや最新技術に親子で触れる未来体験

XRとデジタルツインで未来のまちを作ろう!! (3D人流データ可視化体験)
竹芝を舞台にレゴブロックを使って建物・町作りを体験。タブレットのAR画面には、今いる竹芝ポートタワーや3D人流データがARで現れて、活きた街が実感できる(ホロラボ、MetCom)。




国交省のデジタルツイン「プロジェクト・プラトー」の3Dデータを活用した立体ホログラム風モデルもお見逃しなく。


カワサキのロボットに触れてみよう!
工場の中でモノを作る産業用ロボットを見て、触れてみよう!普段の生活では触れることができない、本物の産業用ロボットを操作体験。小型汎用ロボット「RS003N」とペンダント(ロボット操作端末)を使ったクレーンゲームでステッカーをゲットしよう(川崎重工業)。





【最新XRで学ぶ】地震・水害・火山噴火体験会
関東大震災 100周年イベントで行なった、東京都が掲げる強靭化プロジェクトの中で水害のメカニズム、火山噴火の疑似体験をヘッドマウントディスプレイを利用したXR体験をアルファコードが提供。





超絶スリリング!ドローンで荷物お届け&障害物コースチャレンジ

荷物を機体の上に乗せた最新ドローンを自分で操縦し、障害物コースをクリアしながら顧客先に荷物を届けるミッションに挑戦。ドローン視点の映像でフラフープをくぐって進もう。




スライムアイス、キーホルダー、ネックレス作り

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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