セレンディップ・ロボクロスマーケティングが改称 スマートファクトリーを支援するRX事業を統合、ロボット導入をサポート

セレンディップ・ホールディングス株式会社は、連結子会社であるセレンディップ・ロボクロスマーケティング株式会社の商号を「セレンディップ・ロボクロス株式会社」に変更し、RX事業に係る業務を同社に統合すると発表した。商号変更は2025年8月1日付で実施される。

RXコンサルと、マーケティング・営業およびレンタル機能を統合

今回の統合は、これまで親会社のRXコンサルティング事業部が担当していた開発・導入機能と、ロボクロス社が手がけていたマーケティング・営業およびレンタル機能を一元化することが狙いだ。統合により、ロボットを活用した経営のトランスフォーメーションにおいて、マーケティング・営業から開発・導入、レンタルまで一貫したサービス提供が可能になる。

同社は統合の目的として、経営の生産性向上、売上増加、ノウハウ・顧客の効率的活用、開発機能の内製化による費用の外部流出削減、バックオフィスの共通化による経費削減などのシナジー効果の発揮を挙げている。



スマートファクトリー支援の強化

事業統合により、自動化の課題発掘から構想設計、要件定義、設計、開発・導入、使いこなし支援までワンストップでクライアントのスマートファクトリー実現を支援できる体制が整う。これまで分散していた機能を統合することで、より効率的で包括的なサービス提供が実現される見込み。

同社は今回の統合による連結業績への影響は軽微で、開示すべき事項が発生した場合は速やかに開示するとしている。様々な分野においてRXが加速する中、ロボット活用支援事業において競争力強化を図る動きとして注目される。

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