【Tractica調査】エンタープライズ向けバーチャル・デジタル・アシスタント市場は、2025年にユーザー数10億超へ

Tracticaがエンタープライズ向けバーチャル・デジタル・アシスタントの市場予測を発表した。

この調査で定義されるバーチャル・デジタル・アシスタント(VDA)とは、テキストまたは音声により入力された自然言語を処理して、人間を支援するソフトウェアまたはプラットフォームを指す。具体的にはAmazon Alexaなどの音声アシスタントや、Facebookメッセンジャーなどのメッセージングアプリを含んだものとなる。


Tracticaによれば、世界のエンタープライズ向けバーチャル・デジタル・アシスタントのアクティブユーザー数は2017年に1億4,420万人から、2025年に10億人を超える急成長が予測されるという。



Image: Tractica

また、世界のエンタープライズ向けバーチャル・デジタル・アシスタントの市場規模は年間売上高77億ドル(日本円でおよそ8,400億円)に達すると予測している。

用途別の売上構成は「カスタマーサービスとマーケティング」が44%、「eコマースとセールス」が27%、「ヘルスケア」が15%、「ビジネスアプリケーション」が10%、「外国語教育」「税務申告」が3%だという。




ロボスタ編集部では過去に以下のようなレポートを紹介してきた。あわせて参考にしていただければと思う。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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