数値データでは見えない顧客の声をAI分析で可視化する MMDLabo「AI-VOC Insight」
2025年9月2日
By 杉田 大樹

MMDLabo株式会社は、「AI-VOC Insight」(アンケートで収集した自由回答をAIが解析し、企業が届けたい価値と顧客が実感している価値の「重なり」と「ギャップ」を明らかにするリサーチパッケージ)の特長を発表した。
数値データだけでは見えない顧客の本音を可視化
多くの企業が抱える課題として、数値データだけでは「なぜ顧客が選ぶのか」「なぜ離脱するのか」が見えないという構造的な問題がある。部門ごとに顧客の定義が異なり、顧客の声に直接触れる機会も限られていることから、成果につながる施策を打ち出すことが難しくなっている。
「AI-VOC Insight」は、このような課題を解決するため、3つの観点から顧客の声を分析する。
3つの分析アプローチで多角的に解析
同サービスでは、以下の3つのアプローチを採用している。
1.アフターコーディング:自由回答を分類・タグ化し、ポジティブ・ネガティブを定量的に整理する。
2.グラウンデッド・セオリー・アプローチ:顧客の語りから意味を抽出し構造化を行う。
3.ジョブ理論:サービス利用の文脈や目的に着目し、選ばれる理由を特定する。
低価格・短期間での導入が可能
「AI-VOC Insight」の特長として、シンプルな設問設計とAI分析により、最短3日でレポート納品が可能。価格面では、300サンプル30万円からと低価格で導入できる。
自社サービスだけでなく競合サービスとの比較分析にも対応しており、Webベースでレポートを提供するため、クラウドで即時活用が可能である。
関連記事
東京大学とデンソーが社会連携講座を共同開設、AI技術活用で次世代生産システム構築へ
東京大学とデンソーが社会連携講座を共同開設、AI技術活用で次世代生産システム構築へ
ソフトバンクが高性能AIモデル「Transformer」で5G通信速度30%向上を実現!「AI-RAN」コンセプト
「この服アリ?それともダサい?」AIが判定 ファッション相談アプリがレディースファッション向けAI診断機能に対応 coordimate
この記事を読んだ人におすすめ
-
日立グループ 現場作業の効率化と心理的負担を軽減する次世代AIエージェントを開発 非熟練者やロボットに情報提供、遂行能力が約3割向上
-
人間とロボットが相互に触覚データを収集・活用する「Hapto AI構想」を公開 東京大学発スタートアップのcommissure
-
人件費削減の救世主?次世代ドローンAIプラットフォーム「AIRPHA」α版リリース
-
通信・ロボット・AIを起点にした空間を支援!「KDDI Smart Space Design」提供開始
-
大規模施設や複雑環境の清掃を革新!AI搭載清掃ロボット「PUDU MT1 Max」
-
ソフトバンクが高性能AIモデル「Transformer」で5G通信速度30%向上を実現!「AI-RAN」コンセプト
-
東京大学とデンソーが社会連携講座を共同開設、AI技術活用で次世代生産システム構築へ
-
バイラテラルに対応した模倣学習向けロボットアームキットを開発 アスラテック&東海林ファジィロボット研究所の共同開発
-
【国内初】AIが約8割を自動生成したプログラムでAI対話型案内ロボットの実証へ GMO AIRが日本科学未来館で
-
MIXI 会話AIロボット「Romi Lacatanモデル」ドイツ・ベルリン開催のIFA 2025に出展