QBIT Robotics
&robot café systemは、UCCホールディングス(上島珈琲)とQBIT Roboticsと共同開発した、コーヒーを淹れてくれるロボット・パッケージで、ロボット/カフェマシン/カウンター筐体があらかじめセットアップされたKIOSKタイプのロボットカフェ。約2.0坪のスペースで、店舗を開店することできる。販売、提供、機材の洗浄などを自動で行ってくれるため、ほぼ無人で運営することが可能。人手が必要なのはシステムの起動・終了と材料の補充と清掃作業のみ。ロボットのベースは、ユニバーサルロボット社の協働ロボット「UR5」を活用している。本来、UR5にはディスプレイがついていないが、おもてなしを大切にするというQBIT Roboticsの考えのもと取り付けられた。国内における独占販売、メンテナンス・サービスなどはラッキーコーヒーマシン株式会社が担当している。(一枚目の画像は公式サイトから引用)
日本 QBIT Robotics 調理 商業施設 法人コネクテッドロボティクス
レイタはソフトクリームを作るロボット。注文の受注から巻き作業、商品の提供までの一連の作業工程を行う。ソフトクリーム1個あたりの提供時間は30~40秒程度で、1時間あたり最大で90個を作ることが可能。またソフトクリームサーバーは、一種のものだけでなく三種(バニラ・チョコ・ミックス等)のものにも対応している。ロボットの外装は特注で変更することができるため、テーマパーク、フードコードなど、空間に合わせて見た目を変えることができる。レイタにはDobot社のDobot Magicianが活用されており、「調理ロボットサービス」を開発するコネクテッドロボティクスが開発している。(画像は公式サイトから引用)
日本 コネクテッドロボティクス エンターテインメント 調理 商業施設 飲食店 法人概要 | 調理ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://connected-robotics.com/ |
コネクテッドロボティクス
Octo Chefは「たこ焼きを調理するロボット」。たこ焼きの生地の流し込みから焼き上げ、皿への取り分けまでの一連の作業を行う。1回あたり約16人分となる96個のたこ焼きを作ることができ、AI機能により焼きムラがないか確認しながら調理する。コネクテッドロボティクスはアーム型の協働ロボットの活用、人工知能による画像認識を通じたディープラーニング等の最新技術を組み合わせることにより、通常3~4名で運営するたこ焼き店舗を1名で行える省人化を提案。たこ焼きロボットのベースは、ユニバーサルロボット社のURSを活用している。2018年7月にはOcto Chefが働くロボットたこ焼き店をハウステンボスにオープン(写真2枚目)。ロボットたこ焼き店では、Octo Chefの他に、ソフトクリームの注文受注から巻き作業、商品の提供までの作業工程を行うロボット「レイタ」が稼働している。(一枚目の画像は公式サイトから引用)
日本 コネクテッドロボティクス エンターテインメント 調理 商業施設 飲食店 法人概要 | 調理ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://connected-robotics.com/ |
オリィ研究所
OriHime-Dはオリィ研究所が開発している遠隔操作可能な全長約120cmの分身ロボット。上半身に14の関節用モータを内蔵し、前進後退・旋回の移動能力を持つ。また、Orihimeと同様にカメラとマイク、スピーカーが搭載され、操縦者(パイロット)がロボットを通じて会話することができる。遠隔地から会話したり、ものを運ぶなどの身体労働を伴う作業も可能にする。 オリィ研究所は、ALSなどの難病で発話が困難な人でも、指や視線を使ってロボットを通じて発話したり、意思疎通するためのパネルも開発中。この技術と遠隔ロボットを統合することで、難病の人でも接客等をして働ける環境を作ることを目指している。2018年11月には遠隔地からOriHime-Dを使用して働けるカフェ「DAWN ver.β」を東京の赤坂にある日本財団ビルで期間限定オープンした。寝たきりや難病など、外出することが困難な人たちがパイロットとして参加して話題となった。第二弾は2019年10月。
日本 オリィ研究所 遠隔操作 商業施設 店舗概要 | 遠隔操作ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 約120cm |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | 14 |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://orylab.com/product/orihime-d/ |
TASKI
swingobot2000は、業務用の清掃マシンや自動床洗浄機を多数手がけるスイスのTASKI社が50年以上培ってきた技術を盛り込んだ洗浄用車両(ハードウェア)に、米国のインテリボット社の自律運転の頭脳(センシング&ソフトウェア技術)を搭載したスクラバー(水洗浄)式の自動走行清掃ロボット。LiDAR、ソナー、タッチセンサー(バンパー)、赤外線センサーを搭載し、自律走行しながら清掃する。1度の充電で最大5,040㎡クリーニングすることが可能で、進路経路上に障害物が発生した場合は、自動停止及び、自動回避を行う。また、離れた場所からリモートでロボットの状況を把握でき、作業や分析などのレポート機能も完備している。
スイス TASKI 清掃ロボット 商業施設 法人概要 | 自動清掃ロボット: 湿式(スクラバー) |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://cxs.co.jp/swingobot/ |
ALSOK
REBORG-Zは、綜合警備保障株式会社(ALSOK)が開発した案内機能を備えた警備ロボット。顔認証機能により事前に登録された特定者リストと照合することで、社員と不審者を識別し、犯罪を抑止する。また、各種センサーにより、ガスや火災などを検知する事ができる。検知した場合は、防災センターに通知を行い、全面の液晶画面に避難警告を表示し、音声による避難誘導を行う。その後、REBORG-Zに内蔵の消火器で初期消火活動も可能。タッチパネルには様々な情報を表示し、音声で案内することが可能。コンテンツは多言語での表示も対応している。ALSOKの警備ロボットは1982年から開発されており、REBORG-Zは11号機に当たる。
日本 ALSOK 案内 警備 商業施設 展示会 法人概要 | 警備ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.alsok.co.jp/corporate/robot/reborg-x/ |
SEQSENSE
SQ-2は、SEQSENSE(シークセンス)社が開発している自律移動型警備ロボット。全長は130cm。シークセンス社は明治大学の黒田洋司教授らが設立したベンチャー企業。最大の特徴は本体頭頂部でクルクルと回る3次元センサー。2次元のセンサーが3つ装備されていて、これを回して取得した2次元の画像データを合わせることで3次元の画像を生成してリアルなセンシングを可能にしている。 予め決められた巡回ポイントを設定しておくと、ロボットが最適なルートを算定し、そのポイントを自律的に巡りながら確認を行っていく。自律移動中はLiDARやセンサ等で、周囲の人や障害物を検知し、ぶつからないように動作する。ロボットに装備したカメラで防災センターから遠隔で映像による監視・確認や撮影ができるほかマイクを通して会話も可能。
日本 SEQSENSE 警備 オフィス 商業施設 法人概要 | 警備ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 身長130cm |
カラー | |
重量 | 65kg |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | 稼働時間:約6時間。フル充電約1.5時 |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.seqsense.com/product/ |
概要 | エンターテイメントロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 身長155cm |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | 42 |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | http://robo-pro.com/speecys/products/index.html |
ソフトバンクロボティクス
RS26 powered by BrainOS は、スクラバー式(水掃除車)の大型の自動走行清掃ロボット。本体の下部の床に水を撒き、ブラシ等で磨いた後、水をきれいに吸い取るという一連の動作を行う。清掃員が乗車して清掃しながら走行すると、そのルートを自動的に学習するティーチング方式を採用。2回目以降はスタートボタンを押すだけで記憶したルートを自動清掃する。複数ルートの記憶も可能でホームロケーションコードで登録、最大60ルートまで対応できる。 自律走行時の最高速度は4.0km/h、水タンク容量は110L、バッテリー駆動時間は約4.2時間、最大作業範囲は2,657平米/h、平均で概ね1,500〜1,700平米/hとなっている。 スマートフォン用アプリと連携し、掃除の完了をスマートフォンアプリに通知したり、人や障害物を検知して停止した場合等の緊急通知を行うことができる。また、前方のカメラで人や障害物の写真を撮影し、その画像付きで通知を行うことも可能。
日本 ソフトバンクロボティクス 清掃ロボット 商業施設 法人概要 | 自動走行清掃ロボット: 湿式(スクラバー) |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 1691×864×1383mm |
カラー | |
重量 | 重量280kg |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | フル充電に必要な時間は8〜12時間。駆動時間は4時間程度 |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.softbank.jp/biz/robot/rs26/ |
ハタプロ・ロボティクス
ZUKKUは、手のひらサイズのミミズク型AIロボット。身長は約10cm。 クラウドサービスとの連携し、これまではビジネス分野での導入が行われてきた。例えば、AIによる顧客分析で人の性別や年齢、表情などを認識し、相手や時間帯に適した情報や広告を多言語で配信するシステム等。その場合、ZUKKUが取得した識別データは、クラウド型マーケティング管理システムに蓄積される。これを可視化することで売り場の需要予測や販促施策立案、付随するデジタルサイネージ広告配信の自動最適化などが可能になる。 また、2019年9月下旬からZUKKUを高齢者の見守りロボットとして一般向けに展開を行うことも発表。家庭版のZUKKUは「おはよう」から「おやすみ」といった、毎日の日常会話により大切な人のさまざまな情報を確認することができる。見守る家族は、Web画面から見守られる人とZUKKUとの会話の頻度や一定のキーワードから体の不調等をタイムリーに知ることができる。なお家庭版にはカメラ機能は搭載されない。
日本 ハタプロ・ロボティクス コミュニケーション オフィス 商業施設 店舗 法人概要 | マーケティング支援ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 身長10cm |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://hatapro.co.jp/group/robotics/#mainimg |
日本信号
CLINABOは、日本信号が開発、販売する自動走行清掃ロボット。サイズは幅673、高さ1,100㎜。比較的狭い通路を通ることできるため、中小規模の敷地や通路などでの導入に適している。スタッフが押して移動したルートを記憶するティーチング機能があり、登録できるルートの数は100通り。スクラバー(水洗浄タイプ)が基本で、水と洗浄剤の両方を利用することができる。「乾式」タイプがオプションとして用意される予定。約3時間稼働し、屋内・半屋内を走行する。1時間当たりの作業能力は約1,000平方メートル。これまで様々な実証実験を行っている。
日本 日本信号 清掃ロボット オフィスビル 商業施設 展示会 法人一度ルートを覚えれば、ボタンを押すだけでルートに沿った自動走行が可能で、自動走行する速度はある程度は指定することができる。清掃時には「清掃作業中です。近くを通行しています」と周囲に声かけし、注意喚起しながら自動走行する。レーザーとセンサーで周囲の物体を検知し、人を検知すると緊急停止する。作業完了時や作業状況を清掃スタッフのスマートフォンに通知することができる。
上部にキャリーボックスが設置されており、ピザやドリンクを収納する事ができる。ほかにも様々な場所にLEDが埋め込まれているため、夜の視認性も高い。車載センサーも多く搭載しているため、道から外れず、障害物を回避しながら移動することができる。ロボットはオーストラリアで軍事ロボットの開発を行っている「Marathon Target」が提供している。今後は世界に展開するとしており、公式サイトでは「日本に登場する日はまだ先になりそうですが、考えているほど遠くはないのかもしれません。」とアナウンスしている。
概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | - |
サイズ | - |
カラー | - |
重量 | - |
開発環境 | - |
自由度 | - |
バッテリー | - |
センサー | 車載センサーなど |
通信方式 | - |
公式サイト | https://www.dominos.com.au/inside-dominos/technology/dru |
概要 | コミュニケーションロボット |
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販売開始 | |
価格 | 160,000円(税込) |
価格詳細 | 正式な販売時の価格は1,500ドル(約16万円)になると見込まれている。 |
サイズ | H56cm × W35cm × D 35cm |
カラー | |
重量 | 5kg |
開発環境 | - |
自由度 | 2 |
バッテリー | 通常使用で8〜10時間 |
センサー | 温度センサー、距離センサー |
通信方式 | Wi-FI、Bluetooth、SIM |
公式サイト | https://buddytherobot.com/en/buddy-the-emotional-robot/ |
日立製作所
EMIEW3は身長90cmのコミュニケーションロボット。店舗や公共施設において、サポートを必要とする顧客や利用者のもとに自ら移動し、接客・案内サービスを行うことができる。スピード、段差乗り越え、障害物回避など、屋内で必要となる基本的な移動能力を装備。万が一転倒した場合でも自分で起き上がる。 「EMIEW」シリーズは「EMIEW」が2005年、「EMIEW2」が2007年、「EMIEW3」が2016年に発表され、最新モデルの「EMIEW4」が2020年に開発された。初代「EMIEW」は人間の生活をサポートするために開発された。身長は130cmと最も大きい。安定した走行や停止が行える他、ボディを左右に傾けて重心の移動を行うことで機敏な方向転換ができるなど、実生活で必要な運動能力が研究された。複数の聴覚センサと、視覚センサを装備し、人とロボットが離れた場所からでも特別な道具を使わずにコミュニケーションすることを目指した。「EMIEW2」はオフィスでの使用を想定して開発。身長は80cm。自ら生成した地図を用いて目的地へ自動で到達する「自律移動技術」とオフィスビルの床面に存在する敷居やマット等の段差、床面を這うコード類を安全に乗り越えるための「アクティブサスペンション」や「空転制御技術」により、オフィスの通路や机の配置に応じて自分で経路を見つけ、行きかう人の間を縫って訪問者を目的地に案内したり、飲み物や書類を届けることが可能になった。 最新モデルの「EMIEW4」の情報は以下のリンクから確認できる。自動充電機能の追加による連続稼働の実現や、センシング機能を強化して移動性能を向上するなど、実用性能がEMIEW3より向上している。(画像2枚目がEMIEW、3枚目がEMIEW2)
概要 | コミュニケーションロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 高さ90cm |
カラー | 白/赤 |
重量 | 15kg |
開発環境 | - |
自由度 | - |
バッテリー | 約3時間 |
センサー | - |
通信方式 | - |
公式サイト | http://www.hitachi.co.jp/rd/portal/highlight/robotics/emiew3_01/index.html |
概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円(税抜) |
価格詳細 | 価格などは発表されていないが、様々な施設への導入が進んでいる。 |
サイズ | H414mm×W276mm×D276mm(台座込み) |
カラー | 白 |
重量 | 3,500g |
開発環境 | - |
自由度 | 6 |
バッテリー | - |
センサー | カメラ、タッチセンサ |
通信方式 | - |
公式サイト | http://www.fujitsu.com/jp/microsite/robotics-solutions/ |