NVIDIA

JetBot(ジェットボット)

NVIDIAが発売した小型のAIコンピュータボード「Jetson Nano」を使用した自律走行ロボットがJetBot。JetBotを制作するための部品リストや組み立て図等を、NVIDIAがGitHubで公開した。サーボーモータやモバイルバッテリー等の購入や3Dプリンタ制作、ハンダ付けなどの作業を行うことで個人で作れるようになっている。カメラの画像を教師データにディープラーニングを使って認識や識別を行うAIの基礎を学んだり、アプリケーションを作って実行することで、自律的な走行が可能になる。衝突回避や走行可能領域の判別、物体追従といった機能も実現できる。

ロボットデータベース関連リンク
jetRacer(ジェットレーサー)

アメリカ NVIDIA 教育・STEM 個人

NVIDIA

JetBot(ジェットボット)

オムロン ソーシアルソリューションズ

京王電鉄のAIロボット駅員(下北沢 レイ)

AIロボット駅員(下北沢 レイ)は、利用者からの乗換案内や構内・周辺案内、運行情報などの問い合わせに対して、音声とディスプレイ表示を通して回答し、対話へのうなずきや体や腕の動作で案内をしてくれる。京王電鉄初のAIロボット駅員。また、多くの人が行き交う雑踏の環境下で、正確に利用客の音声を集音し認識する「音声処理技術」と、ロボットが回答している途中に別の質問を受け付ける「割り込み対話機能」を搭載し、より人と人との対話に近い応対ができる。このロボットは、2019年3月16日(土)の井の頭線下北沢駅の中央改札口新設にあわせて新入社員「下北沢 レイ」として入社。8月27日まで案内を行い、9月18日より京王線 新宿駅に異動となり主任職(管理職)へ昇進した。

日本 オムロン ソーシアルソリューションズ 案内

製品詳細

概要

案内ロボット

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト

関連ロボット

オムロン ソーシアルソリューションズ

京王電鉄のAIロボット駅員(下北沢 レイ)

オリィ研究所

OriHime-D(オリヒメディー)

OriHime-Dはオリィ研究所が開発している遠隔操作可能な全長約120cmの分身ロボット。上半身に14の関節用モータを内蔵し、前進後退・旋回の移動能力を持つ。また、Orihimeと同様にカメラとマイク、スピーカーが搭載され、操縦者(パイロット)がロボットを通じて会話することができる。遠隔地から会話したり、ものを運ぶなどの身体労働を伴う作業も可能にする。 オリィ研究所は、ALSなどの難病で発話が困難な人でも、指や視線を使ってロボットを通じて発話したり、意思疎通するためのパネルも開発中。この技術と遠隔ロボットを統合することで、難病の人でも接客等をして働ける環境を作ることを目指している。2018年11月には遠隔地からOriHime-Dを使用して働けるカフェ「DAWN ver.β」を東京の赤坂にある日本財団ビルで期間限定オープンした。寝たきりや難病など、外出することが困難な人たちがパイロットとして参加して話題となった。第二弾は2019年10月。

日本 オリィ研究所 遠隔操作 商業施設 店舗

オリィ研究所

OriHime-D(オリヒメディー)

近藤科学

KHR-3HV(KHR-3HV)

KHR-3HVは、2009年に登場したロボットキット。ドライバーによるねじ止め作業だけでほとんどの作業が完了し、通常は2日〜3日程度、慣れている人の場合は1日で組み立てることができる。組み立てると二足歩行のロボットになり、身長は40.1cm。プログラミングに専門知識は不要で、多彩な機能を持つパネルを並べていくだけで簡単にモーションを作ることが可能。さらに「教示機能」を活用することで、直接ポーズを取ってモーションをプログラムすることもできる。

日本 近藤科学 教育・STEM 個人

製品詳細

概要

教育・STEM教材

販売開始
価格 142,000円
価格詳細 上記の価格はAmazon.com.jpのものを引用
サイズ H401× W194.4× D129mm
カラー
重量 1500g
開発環境 対応OS/WindowsXP SP2以降、Windows Vista(SP1推奨)、Windows7 Microsoft.NET Framework 2.0が必要
自由度 17
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト https://kondo-robot.com/product/03070#

近藤科学

KHR-3HV(KHR-3HV)

メーカー希望小売価格

142,000

HAKUTO

SORATO(ソラト)

SORATOは月面を調査するロボット探索機。世界初の民間による月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加を表明した唯一の日本チーム「HAKUTO(ハクト)」が開発した。ボディーなどには、軽くて強い素材で近年、航空機やロケットの構造材としても使用されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を多用。また、より軽量で長時間の運用を実現するために、ソーラーパネルを搭載している。月面探査レースは民間の力で月まで行き、月面探査車(ローバー)を走らせ、月からの高解像度の映像を地球に送るというもの。しかし、他チームの資金難や開発の遅れが原因で月面探査レース自体が中止となった。HAKUTOはispaceが運営しているため、SORATOの技術はispaceの月面開発に引き継がれる。

日本 HAKUTO 宇宙

製品詳細

概要
販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト https://ispace-inc.com/team-hakuto/technology/index.html

関連ロボット

HAKUTO

SORATO(ソラト)

TASKI

swingobot2000(スウィンゴボット)

swingobot2000は、業務用の清掃マシンや自動床洗浄機を多数手がけるスイスのTASKI社が50年以上培ってきた技術を盛り込んだ洗浄用車両(ハードウェア)に、米国のインテリボット社の自律運転の頭脳(センシング&ソフトウェア技術)を搭載したスクラバー(水洗浄)式の自動走行清掃ロボット。LiDAR、ソナー、タッチセンサー(バンパー)、赤外線センサーを搭載し、自律走行しながら清掃する。1度の充電で最大5,040㎡クリーニングすることが可能で、進路経路上に障害物が発生した場合は、自動停止及び、自動回避を行う。また、離れた場所からリモートでロボットの状況を把握でき、作業や分析などのレポート機能も完備している。

スイス TASKI 清掃ロボット 商業施設 法人

製品詳細

概要

自動清掃ロボット: 湿式(スクラバー)

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト https://cxs.co.jp/swingobot/

TASKI

swingobot2000(スウィンゴボット)

石黒研究室

テレノイド(telenoid)

テレノイドは大阪大学基礎工学部教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長の石黒浩氏らが開発した遠隔操作ロボット。性別や年齢、人種を意識させず、「人間らしさとは何か」を追求した。遠隔地にいるオペレーターが操作しながら、内部に埋め込まれたカメラとマイクを使用して会話をしてくれる。ロボットは表情を変えず、動作は首の動きとハグする際の肩の動きのみ。このロボットは、情報が足りないものを見た時にポジティブな想像力で補おうとする人間の脳が持つ特性を活かして作られている。一見すると「不気味」「怖い」と違和感を持つ人もいるが、会話を始めると数分で親しみを感じ、多くの人が受け入れることが分かっている。

日本 石黒研究室 アンドロイド 介護施設 法人

製品詳細

概要

アンドロイド

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式 Wi-Fi
公式サイト https://telenoid.co.jp/question/faq002/

関連ロボット

石黒研究室

テレノイド(telenoid)

PLEN Project

PLEN2(プレン2)

PLEN2は、ロボット主要部品を3Dプリンタで出力できるプリンタブル・オープンソースのロボットキット。ドライバー1本で組み立てることができ、専門知識や特別な工具を必要としない。完成すると身長約20cm、重さ約600gの小柄な人型ロボットになる。18個の関節を持ち、運動性能を備える。サッカーや競争、ダンスなどの機能を利用してゲーム作りをしながら、遊ぶことができる。子どもにとってはロボットの構造を学びながらものづくりの楽しさを味わえ、学生や社会人にとってはプログラミング、機械制御、電子回路のデザインを学習する機会となる。PLEN2はこの他に2つの製品がラインナップされており、より上級者向けのPLEN2 Developer Editionとより初級者向けのPLEN2 miniがある。

日本 PLEN Project 教育・STEM 家庭内 研究用 個人

PLEN Project

PLEN2(プレン2)

本田技研工業

ASIMO(アシモ)

ASIMOは、本田技研工業が開発していた日本を代表する二足歩行のロボット。名称は「Advanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティー)」の略。身長は130cm。一般的な生活空間で使用されることを前提に開発された。 2000年に初代ASIMOが公開され、翌年の2001年にはレンタル事業用のASIMOが発表された。2011年に登場した最新モデルでは、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する「判断」能力を備え、これまでの「自動機械」から「自律機械」へと進化している。最新モデルの機能としては、ASIMOが行動の途中であっても、相手の反応に応じて別の行動に変更し、人の動きや状況に合わせた応対が可能。また身体能力も進化し、歩行や走行、バック走行、片足ジャンプ(ケンケン)、両足ジャンプなどを連続して行え、ビンを手に取ってふたをひねる、液体が注がれる柔らかい紙コップを潰さずに把持するなどの器用な作業も可能。

日本 本田技研工業 ヒューマノイドロボット 研究用

関連ロボット

本田技研工業

ASIMO(アシモ)

アンドロイドのアイドル育成共同プロジェクト

アンドロイドル「U」(Andoroidoru U)

アンドロイドル「U」は、石黒研究室が開発した女性型のアンドロイド。ヒトそっくりの容姿で、顔の表情を変えたり首をかしげる仕草をする。2017年に、株式会社パルコ(PARCO)、大阪大学 石黒研究室、ドワンゴの3社がアンドロイドル「U」を育成することを目指したプロジェクトを始動。パルコは店舗にて「U」のリアルな活動の場を提供、池袋のパルコ店内での受付などをつとめた。P’PARCO ニコニコ本社サテライトで番組MCもおこなった。ドワンゴはニコニコ生放送に流れる視聴者のコメント文に回答することで会話のやりとりのデータを蓄積。これを約ひと月行い、「U」は自然言語対話を覚えていって、自律的に返答ができるようになった。

日本 アンドロイドのアイドル育成共同プロジェクト アンドロイド

製品詳細

概要
販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト

アンドロイドのアイドル育成共同プロジェクト

アンドロイドル「U」(Andoroidoru U)

ピップRT

いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん(kabo chan)

いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃんは、触れたり話しかけることで、タイミングよくうなずきながらコミュニケーションをとるぬいぐるみロボット。主に高齢者向けに愛用されている。人の言葉に反応して相槌を返し、時間や季節、曜日や細かい時間帯を考慮した会話をする。「おそうじすると気持ちいいよねー」「せんたくもののお日さまのにおいってだーいすき」と生活に関わる言葉を喋ってくれる。ただし、人が発した言葉(音)に反応して会話を返す仕様で、話の内容までは理解していない。 四季折々の歌を計13曲、歌うことも可能で、アンコール機能も搭載されている。

日本 ピップRT ホビー 介護施設 家庭内 個人

製品詳細

概要

ホビーロボット

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト

ピップRT

いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん(kabo chan)

バンダイ

ガンシェルジュ ハロ(Guncierge Haro)

ガンシェルジュ ハロは、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマスコットロボット「ハロ」が「もし現代に存在していたら」をテーマにしたAIコミュニケーションロボット。IBM Watsonと連携して自然言語で会話できる。アニメ「機動戦士ガンダム」と「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」について、ガンダム談義が楽しめる。質問には例えば、「ガンダムのパイロットは?」「シャアのフルネームは?」という鉄板なものから「ジオングの重量は?」「Gアーマーは何話から登場したの?」といったコアなものまで答えてくれる。会話時にはハロが声の方向を察知して、人の顔を向いて身体を揺らしながら会話したりする。オフラインモード時は質問には答えず、アラームや時間確認などの機能のみ使用できる。本体にBluetoothを搭載しているため、接続することでワイアレススピーカーとしても使用可能。 製造はバイオが行っている(日本製)。2020年9月30日でサービス終了することを発表。2019年10月1日から予定していたサーバー利用料の有償化を行わず、2020年9月30日まで無料期間が延長された。サービス終了後はオフラインモードの機能のみを使用できる。

日本 バンダイ エンターテインメント コミュニケーション 家庭内 個人

製品詳細

概要
販売開始
価格 138,000円(税抜)
価格詳細 2019年9月30日までサーバー利用料が無料。10月1日より月3,000円の費用が必要になる。
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー -
センサー
通信方式
公式サイト https://www.bnbot.jp/haro/

バンダイ

ガンシェルジュ ハロ(Guncierge Haro)

メーカー希望小売価格

138,000 円 (税抜)

富士ソフト

Palmi(パルミー)

Palmiは富士ソフトが開発した二足歩行のコミュニケーションロボット。身長は約40cm。消費者向け製品で、介護施設や受付など「BtoB」で利用されている「PALRO」とは兄弟機にあたる。知らない言葉の意味をWEB上で調べて憶える自発的学習機能を搭載し、コミュニケーションで得た情報をもとに行動の選択肢が増えていく。また、人の顔を認識し、個人との過去の会話内容や趣味嗜好、予定までも記憶する。ゲームやダンスをしたり、歌を歌ったりすることができ、インターネットと接続することで、最新のニューストピックスや天気情報などの情報を教えてくれるようになる。

日本 富士ソフト エンターテインメント コミュニケーション 見守り 家庭内 個人

富士ソフト

Palmi(パルミー)

メーカー希望小売価格

321,840

Aeolus Robotics

Aeolus Robot(アイオロス・ロボット)

アイオロスロボットは、人工知能(AI)を搭載した自律型ヒューマン支援ロボット。主に介護業界で活躍し、介護士の手伝いや、見守り、施設の入居者が転倒など緊急事態を検知しスタッフへ発信する緊急対応などで活用することを想定している。機体が伸び縮みして身長が高くなる構造を採用し、最大身長は132cm。RNNやRL、GANなどのAI技術やLiDAR、超音波センサーなど搭載し、物を運んだり、エレベーターに乗って階を移動したり、掃除機を使って掃除したりすることができる。物体の認識は、既に機械学習によって壁や階段などの構造物、テーブルや椅子などを含めて、基本的なものは学習済みで、ある程度の日用品なども理解する。ユーザーが学習させたい時は、スマートフォンアプリから物体の様々な角度から撮影し、名称を付けることで完了する。またその際、つかむときにはどこを持つべきかなどの情報も学習させることができる。(日本代理店は丸文株式会社が担当)

アメリカ Aeolus Robotics 介護 生活支援 見守り 介護施設 法人

Aeolus Robotics

Aeolus Robot(アイオロス・ロボット)

「オルタ3」4社共同研究プロジェクト

オルタ3(Alta3)

オルタ3は「生命や生命感とは何か」「人間とのコミュニケーションの可能性」を探るために開発された人工生命×アンドロイド。オーケストラを指揮する。人間と同じように口から発声する仕組み「トーキングモジュレータ」を搭載し、動いたり身体の向きを変えると、人間の発声と同様に声が揺らぎ、自然の発声に近い効果を生む。性別や年齢を感じさせない顔の特徴、機械類がむき出しになったボディにより、人の想像力を喚起し、これまでにない生命性を感じさせる。オルタ3は、2019年2月28日に新国立劇場の大階段でオーケストラの指揮を行い、アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」を公演した。オーケストラは、国立音楽大学学生・卒業生有志が担当。アンドロイド・オペラは、アンドロイドが指揮して歌い、人間たちがオーケストラを奏でるオペラ。演奏に際した音楽全体のテンポや強弱はアンドロイドが自律的に決定、人はそれについていくことから、近未来、人間がAIに支配されるかもしれないという暗示が込められている。アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」を通して、世界数か国で公演する予定。

日本 「オルタ3」4 社共同研究プロジェクト アンドロイド 展示会

製品概要

2016年に初代オルタが発表

オルタは「生命を持つように感じさせるものは何か?」という問いを追求するため、2016年7月に日本科学未来館で展示されたのがはじまり。翌2017年7月には、指揮者となった「オルタ2」が日本科学未来館で800人の観客の前でオペラを指揮する「Scary Beauty」(スケアリー・ビューティー)が日本科学未来館で公開された。オルタ3はその三代目で、2019年2月28日についに新国立劇場の大階段でオーケストラの指揮を行った。

製品詳細

概要

アンドロイド

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト http://scarybeauty.com/

関連ロボット

「オルタ3」4社共同研究プロジェクト

オルタ3(Alta3)