オカムラ
ORV(Okamura Robot Vehicle)はオカムラが開発した自律移動ロボット。人の代わりに荷物が積載された「かご車」を運んで移動する。オカムラとビーイングホールディングスはORVの実用化に向けた実証実験を共同で開始し、2021年6月の実運用を目指すと発表した。ORVは人工知能(AI)によりカゴ車を自動認識して取りに行き、目的地まで障害物を避けながら搬送する。牽引ではなく、カゴ車の片側を掴み上げることで、その場で旋回など小回りが利く動作が可能。ORVが自律移動するためのSLAMと駆動系の制御、そしてかご車を認識するためのディープラーニングによる画像認識といった主要機能はNVIDIA Jetson TX2によって実現している。
日本 オカムラ 自動化 輸送 倉庫 法人ZMP
CarriRo ForkはZMPの自動運転技術を活用して開発された電動フォークリフト。有人で操縦することと、無人で自律移動と荷物の上げ下ろしを行う両モードが用意されている。物流倉庫や工場内のフォークリフト作業を自動化/無人化することができる。 自動運転には「レーザー誘導型」の方式を採用し、フォーク本体の上部に搭載する2D-LiDARと反射板の構成で動作精度±10㎜~20㎜の精度を実現している。用途に合わせ、「ウォーキータイプ」と「リーチタイプ」がラインナップされている。(画像1枚目がウォーキータイプ、2枚目がリーチタイプ。画像はZMPホームページから引用)
日本 ZMP 輸送 倉庫 工場 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | CarriRo Fork(ウォーキータイプ):5年リース 月額22.6万円(税別)/ 1台、CarriRo Fork(リーチタイプ):5年リース 月額33.8万円(税別)/ 1台 |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.zmp.co.jp/carriro/carriro-fork |
カワダロボティクス
NEXTAGEは川田テクノロジーズとカワダロボティクスが開発した汎用ヒト型ロボット。「人と一緒に働くヒト型ロボット」というコンセプトのもと、製造現場の安全性確保と生産性の向上を目指す。ヒトと同等のスペースで作業が行え、レイアウトの変更・移動作業が容易に実現可能。また、一体化した画像認識システムにより周囲の環境や作業対象を認識しながら作業を行うこともできる。可搬質量は両腕最大6kg。その高い汎用性を活かし、電機・電子部品・三品など幅広い業界で、組立・検査・梱包など、従来は自動化が難しかった人手作業の自動化を実現してきた。
日本 カワダロボティクス 協働 自動化 倉庫 法人概要 | 協働ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | H169cm/ W620/ D580 |
カラー | |
重量 | ロボット本体:36kg(台座含む:約150kg) |
開発環境 | OS:運動制御部:ONX Neutrino RTOS/ 画像認識部-UI:Microsoft Windows10 IoT Enterprise |
自由度 | 関節軸数15軸(左腕6軸、右腕6軸、腰1軸、首2軸) |
バッテリー | |
センサー | ステレオビジョン/レーザスキャナー |
通信方式 | |
公式サイト | http://www.kawadarobot.co.jp/nextage/ |
ファナック
CRシリーズは、安全に特化した「緑のロボット」として登場した人協働ロボット。ファナックが独自に開発した安全機能により、人に触れると安全に停止。これにより安全柵なしで人と協働作業が可能。第三者安全認証機関から、国際規格ISO10218-1適合の安全認証も取得している。製品には35kgの高可搬タイプのCR-35iAと、可搬質量15kgのCR-15iA、電子部品などの小物部品の搬送・組立など、様々な製造工程に活用できるCR-4iA、CR-7iA、CR-7iA/Lがラインナップされている。 (一枚目の画像はCR-35iA 画像は公式サイトより引用 youtubeは2分05秒からCRシリーズが登場)
日本 ファナック 協働 倉庫 工場 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.fanuc.co.jp/ja/product/robot/f_r_collabo.html |
アールティ
Foodlyはアールティが開発している飲食業界向け自律ロボット。自動化が難しいとされている「弁当のおかずの盛り付け作業」を⼈と隣り合わせでも安全に⾏うことができる協働ロボット。身⻑は130から150cm。頭部のカメラで不定形な弁当のおかずを識別し、アーム・ハンド部がその⼀つを取り出して弁当箱に盛り付ける機能をもつ。 例えば、従来は唐揚げの山積みは個々の識別が困難とされているが、AI技術を使ったビジョンを用いて、唐揚げの山からそのひとつを取り出し、盛り付けを行うことができる。トングなど、食材に触れるハンド部は簡単に取り換えができるなど、衛生面での工夫がされている。 本体には人の動きに合わせた適度な作業速度を取り入れ、万が一、人とぶつかっても衝撃を少なくするため、各モーター部にトルクと位置のハイブリッド制御を採用。また、腕部の可動域には人の指や手が挟まりにくい設計を施すなど、人に優しい協働ロボットならではの機能が数多く取り入れられている。
日本 アールティ 協働 倉庫 飲食店 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 身⻑:130〜150cm |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.rt-net.jp/cobot2019 |
都産技研 公募型共同研究開発事業
Siriusbotは日本ユニシス、08ワークス、パルコの3社が共同開発した高さ約94cmの自走式案内ロボット。店舗や空港、駅ビルなど広い施設内や観光施設を案内する「店舗案内機能」と、商品に付けられたRFIDを読み取り、テナント従業員の商品在庫確認業務を支援する「在庫管理機能」を搭載。本体上部には画面操作できるタッチディスプレイになっていて画面操作が可能なほか、音声認識・合成により音声でのやりとりも可能。センサーが障害物を検知して、障害物のないルートを選択して走行することができる。 Siriusbotは東京都立産業技術研究センター(以下、都産技研)の平成28年度ロボット産業活性化事業「公募型共同研究開発事業」で前述の3社が共同開発。都産技研が試作開発中の自律移動型案内ロボットLibra(リブラ)をベースとしている。
日本 都産技研 公募型共同研究開発事業 コミュニケーション 案内 倉庫 商業施設 店舗 空港 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.unisys.co.jp/news/nr_171016_robot.html |
Rethink Robotics
Sawyerは米Rethink Robotics(リシンクロボティクス)が開発した「ダイレクト・ティーチング」機能を備えた単腕の協動ロボット。ディスプレイがついていて、そこに顔を表示する点もユニーク。人は一緒に作業するときにお互いの表情や見ているところを眼の位置を見て判断、意思の疎通をはかることがあり、協働ロボットにもそれが必要との考えによりディスプレイ装備が行われた。また、眼は、人が親しみを感じるようにあえてコミカルなデザインを採用している。 リシンクロボティクス社は「サブサンプション・アーキテクチャ」理論を提唱したロドニーブルックス博士が設立に関わった会社だが、2018年10月に突然、事業をクローズ。その後は、ドイツの産業用オートメーション企業であるHAHNグループがリシンクロボティクスの全ての権利を買収、新たにドイツ法人のRethink Roboticsを立ち上げ継続していると報じられている。日本での代理店は住友重機械工業。 ダイレクト・ティーチング機能は人の手でロボットハンドを動かすと、ロボットがその動きや軌跡を記憶・学習して、その通りに動くティーチング方式。プログラミングの知識が入らずに作業の自動化が可能。海外では倉庫や工場を中心に導入されている。 日本ではQBIT Roboticsが「変なカフェ」でコーヒーを淹れるカフェロボットとして活用して話題になった(画像は公式サイトより引用)
アメリカ Rethink Robotics 協働 倉庫概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.rethinkrobotics.com/jp/ |
GreyOrange
Butlerは物流・倉庫で使われている自動運搬ロボット。商品が収納されたラック(棚)の下に潜り込み、ラックごと持ち上げてスタッフの元に運ぶ。複数台の運用でもぶつからずに運搬作業を行うことができる。スタッフはバトラーが運んできたラックから商品をピッキングし、バーコード・リーダーをかざした上で同梱発送用のパレットに入れることで商品の発送業務の迅速化や効率化に繋げることが可能。スタッフが倉庫内を歩いて回る必要がない。どのように商品を棚に収容すればより効率的か、季節商品や売れ筋商品、セットで売れる製品などをAI システムが解析して最適化を提案する。 バトラーはニトリやトラスコ中山をはじめとして複数のクライアントに既に250台超(2019年10月時点)が導入されている。(画像は公式サイトから引用)
インド GreyOrange 輸送 倉庫 法人概要 | 自動運搬ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.greyorange.com/jp/jp/butler-goods-to-person-system |
概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | タイトフィットタイプ700,000(税別)、ソフトフィットタイプ800,000(税別) |
サイズ | H780mm×W450mm×D200mm(S-Mサイズ)、H900mm×W500mm×D220mm(M-Lサイズ) |
カラー | 白 |
重量 | 5.0kg(タイとフィット)、5.1㎏(ソフトフィット) |
開発環境 | - |
自由度 | - |
バッテリー | - |
センサー | - |
通信方式 | - |
公式サイト | https://innophys.jp/product/auxiliary/ |
ATOUN
ATOUN MODEL Yは「あうんの呼吸」でサーポートしてくれるパワーアシストスーツ。使用者のタイミングでアシストモード、歩行モード、ブレーキモードの三つが自動で切り替わる「あうんの呼吸」で腰の負担を減してくれる。物流や工場、農場の現場などで用いられている。 センサーの取付などの事前準備は必要なく、バックパックのように着用して、スイッチをONするだけでしようが開始できる。同等スペックでは最軽量クラスの約4.5kg、従来品から約40%の軽量化を実現している。IP55相当の防水・防塵性能を備え、屋外や雨天時でも使用できる。 ATOUN社はもともと2003年に松下電器産業(株)社内ベンチャー制度(パナソニック・スピンアップ・ファンド)により設立された。
日本 ATOUN パワーアシストスーツ 倉庫 建設現場 農業・漁業 法人概要 | IP55相当の防水・防塵性能を備えている。想定装着者は、身長150〜190cm。 |
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販売開始 | 2018年4月1日 |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | H81cm×W48.4cm×D28cm |
カラー | 白 |
重量 | 4.5kg |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | 4時間 |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | http://atoun.co.jp/products/atoun-model-y |
Doog
Thouzerは自動追従・衝突回避・無人ライン走行機能を有する運搬型ロボット。工場や物流倉庫等、屋内外での運搬業務を担うように設計された。荷物を載せた状態で、人を自動追従して移動したり、台車やサウザー同士を追従して走行できる(カルガモ走行)。積載重量は最大120kg、幅80cmの直進路を走行でき、幅100cmの直角路においても滑らかな動きで通過できる。再帰反射素材のテープ等を床に貼ることでこれに沿って自動走行する機能(ライントレース)も持つ。通路上に障害物がある場合には停止して警告音を鳴らすことができる。段差は最高3cm、登坂角度は最大9度、屋外の運用にも対応している。
日本 Doog 輸送 倉庫 法人概要 | |
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販売開始 | 2015年5月20日 |
価格 | 円 |
価格詳細 | オープンプライス |
サイズ | H455mm×W600mm×D940mm |
カラー | |
重量 | 65㎏ |
開発環境 | |
自由度 | ノーパンクタイヤ、DCモータ130W×2、電磁ブレーキ |
バッテリー | AC100V入力、24V出力 |
センサー | レーザセンサー( 最大検出距離10m、水平視野角270度、クラス1安全、高さ300mm) |
通信方式 | |
公式サイト | http://tana-x-thouzer.com/ |
Universal Robot
URシリーズはユニバーサルロボットが開発した協働ロボット。従来型の多くの産業用ロボットは、人の安全を考慮して策の中で作業をしていたが、人と一緒に作業する「協働ロボット」という概念を確立した。世界中で使用されているURロボットの80%は、人間のオペレーターのすぐそばに安全柵なしで設置されており、ユニバーサルロボットの安全性は、TÜV(ドイツ技術検査協会)によって認定されている。また、従来はティーチングやプログラミングに数週間~数か月を必要とするものが多かったが、URシリーズでは最短では数時間でそれら作業が可能なことからも注目された。また、特許取得済の技術により、プログラミング経験のないオペレーターでも迅速にセットアップできるとしている。 URシリーズには「UR3」「UR5」「UR10」「UR13」がラインナップされており、製品名の数字はそれぞれ可搬重量を示している
デンマーク Universal Robot 協働 倉庫 店舗 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.universal-robots.com/ja/ |
概要 | |
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販売開始 | 2017年11月27日 |
価格 | 2,176,200円(税込) |
価格詳細 | |
サイズ | アーム長342.5mm(第1アーム165mm+第2アーム177.5mm ) |
カラー | 白 |
重量 | 可搬質量0.5kg、本体質量4kg |
開発環境 | |
自由度 | 7:6(アーム部)、1(電動グリッパ部) |
バッテリー | 電源単相AC100~240V±10%/47~63Hz |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.denso-wave.com/ja/robot/product/collabo/cobotta.html |
概要 | 稼働部に違いがあるがduAro1とduAro2の性能は変わらない。 |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | 通常購入:duAro1 S仕様:417万円(標準仕様)、duAro1 V仕様:560万円(高機能2次元ビジョンシステム付き)、duAro2:340万円(標準仕様)レンタル:duAro1 S仕様、6ヶ月で月額 182,000(税抜)duAro1 V仕様、6ヶ月で月額 233,000円 (税抜) |
サイズ | 最大ストローク、腕上下各アーム0~150mm |
カラー | 白 |
重量 | 可搬質量各アーム2kg、本体質量一体型200kg、分離型90kg |
開発環境 | Android 5.0以上7.0未満 |
自由度 | 4 |
バッテリー | 電源:AC200 - 240V、50 / 60 Hz ± 2%、単相、最大2.0 kVA |
センサー | - |
通信方式 | Wi-Fi |
公式サイト | https://robotics.kawasaki.com/ja1/products/robots/dual-arm-scara/duAro1/ |
Avidbots Corp.
Neoは様々な商業施設での清掃が行える自動走行清掃ロボット。サイズは140x60x120cm。大容量タンクと大容量バッテリーを搭載し、1度で広範囲の清掃が可能。閉店後、従業員が帰宅前に「Neo」の自動清掃をスタートすれば、翌朝の出勤時には清掃が完了する。朝の出勤時には、レポートを確認して、清掃しきれなかった箇所の清掃と、バッテリーの充電、洗浄水の交換を行う。清掃は用途に合わせて床を磨くディスクブラシか、粗ゴミをを集めるシリンダーブラシかを選ぶ。日本国内における代理店は株式会社マクニカが担当している。
カナダ Avidbots Corp. 清掃ロボット 倉庫 商業施設 法人「 延床面積:約303,443平方メートル」「 利用客数:約76,000人/1日」 自動清掃ロボットNeoの導入により、清掃現場の人手不足対策につなげるとともに、24時間空港としてのさらなる快適性向上も狙う。日本国内空港では初の導入。清掃能力、コスト、安全性を特に重視した結果、導入にいたったという。(写真と文は公式サイトから引用)
「利用客数:約468,033人/1日」「利用場所:駅構内コンコース」 将来的な労働人口の減少を見据え、少人数でありながらもAI(人工知能)やICT(情報通信技術)を有効に活用することで質の高い清掃を行い、利用者に気持ち良く施設を利用してもらうことを目的として導入。(文と画像は公式サイトから引用)
概要 | 乾式(バキューム)/湿式(スクラバー) |
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販売開始 | 2019年7月18日 |
価格 | 円 |
価格詳細 | - |
サイズ | 140 x 60 x 120cm |
カラー | 白 |
重量 | 本体+バッテリー+タンク478kg、本体+バッテリー358kg、本体のみ159kg |
開発環境 | - |
自由度 | - |
バッテリー | 稼働時間:約5時間 |
センサー | |
通信方式 | wifi 802.11 b/g/n 、4G回線、 |
公式サイト | https://service.macnica.co.jp/contents/126229 |