【Stone Temple調査】2018年、AIアシスタントはどれがもっとも賢いのか?

Stone TempleによるAI音声アシスタとの賢さをテストした結果が公開された。

Amazon Alexa、Cortana Invoke、Google Assistant(Google Home)、Google Assistant(スマートフォン)、Apple Siriの5つのアシスタントに対して4,952の質問をした結果を分析したものだ。



サマリー

Image: Stone Temple

・Answers Attempted = 質問を理解したが、完全ではない回答となった。(わかりません、勉強中ですなどは除外)

・Fully&Correctly Answered = 質問に対して、完全な回答となった。

これらをまとめた結果、スマートフォンのGoogle Assistantが最高品質。ついでCortanaとなった。最下位となったのはSiri。ただしSiriも大きく改善している。全体的に2017年のGoogle独走状態から2018年で各社がキャッチアップして差が縮まったのもわかる。


不完全な回答率

Image: Stone Temple

Answers Attemptedの回答を2017年と2018年で比較すると、Alexaが大きく増加した。


完全な回答率

Image: Stone Temple

Fully&Correctly Answeredの回答を2017年と2018年で比較すると、Cortanaが上昇。それ以外は微減した。2018年で正解率が高いのはGoogle、Cortanaと続いた。


不正解率

Image: Stone Temple

不正解率を2017年と2018年で比較すると、Alexaの不正解率が上昇、Siriも微増。


ジョーク率

Image: Stone Temple

ジョークをいう率を2017年と2018年で比較。ジョークを言うのはAlexa。Siriはジョーク率が減少した。



ロボスタ編集部では過去に以下のようなレポートを紹介してきた。あわせて参考にしていただければと思う。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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