ロボスタ年間ランキング2018!「最も読まれた記事」「シェアされた記事」はあのロボットたち

1年間ロボスタをご愛読頂いた皆様、誠にありがとうございました。そして来年も宜しくお願い致します。

ということで、今回の記事は、2018年の総決算。PVランキングと、シェア数ランキングを通して、2018年 ロボット業界の重要なニュースを振り返っていきます。今年人気だった記事、注目を浴びたロボットはなんだったのでしょうか。



PV(ページビュー)トップ10

まずはPV数から人気記事を振り返ります。「読まれた=注目度が高かった」記事です。


第1位

今年最も読まれた記事は、aibo発売前日に公開されたスペックや価格などを紹介した記事でした。

2018年1月11日に発売され、売り切れが続いたソニーの犬型ロボット「aibo」。今年7月には出荷台数が2万台を超えたことが発表されるなど、人気はまだ続きそうです。

ちなみに、aiboの記事は非常に人気が高く、以下の記事もトップ20に入るほどの人気ぶりでした。

全てランキングに入れているとaibo一色になってしまうので、これらは以下のランキングから外しています。aiboすごいなぁ。


第2位

第2位にランクインしたのは、「Amazon Alexa」の新機能を一挙に紹介した記事でした。Amazon Echoは今年の4月に日本国内でも一般販売が開始され、一般の家庭にも普及する1年になりました。

新機能が続々と追加され新たなスキルが追加され続けたことで、より便利になったAlexa。来年はさらに一般家庭に普及し、VUIが当たり前になっていくことでしょう。


第3位

今年の4月からスタートした「ドラゴンクエストVR」の体験記事が第3位に。ドラクエVRは、没入感がすごく、ドラクエの世界に入ったかのような気分で体験できるVRアトラクションです。ゴーレムやゾーマと戦うなど、ドラクエファンにはたまらないコンテンツです。


第4位

第4位は新作ゾイドの発表記事。続く最新のゾイドワイルドを徹底解説した記事もたくさん読まれました。

タカラトミーは2983年からオリジナルIPとして展開する「ゾイド」の12年ぶりとなるシリーズ最新作「ゾイドワイルド」を立ち上げ、玩具、まんが連載、アニメ化、家庭用ゲーム、キッズアミューズメントゲームなどのメディアミックス展開を2018年4月より順次実施すると発表。7月からはアニメもスタートし、ゾイド旋風が吹き荒れた一年となりました。


第5位

第5位にランクインしたのは、今年4月に公開された「IoTデバイスマップ」の記事。日本で購入できるIoTデバイスのみを網羅し、PDFを無料配布。デバイスをクリックすると商品ページに飛ぶようになっており、多くの読者の方にダウンロードして頂きました。

今年はこの他、サービスロボットのカオスマップも公開。こちらも多くの方に無料でダウンロードして頂きました。


第6位

今年11月に期間限定でオープンしたオリィ研究所の「OriHime-D」を活用した分身ロボットカフェ「DAWN」が第6位に。障がい者が遠隔操作で接客ができるというカフェは、数多くのメディアにも取り上げられ、Twitterには温かいコメントが並びました。


第7位

ソフトバンクが報道陣向けに異例の通達を行なった記事が第7位に。その渦中の人物となった林要氏は、GROOVE X社で開発した家族型ロボット「LOVOT」を今年12月に発表しました。

3年間もの間情報を非公開にして開発を進めてきた「LOVOT」に対する世間の注目度は高く、12月29日から行なわれている体験会は申し込み開始後すぐに満席に。現在は予約を受付中で、発売は来年の秋冬になる見込みです。LOVOTは、来年の話題のニュースにもランクインすることでしょう。


第8位

第8位は、タカラトミーが今年2月28日に発売した「マイルームロビ」の記事でした。マイルームロビは、簡単な会話機能の他、赤外線リモコンを活用してテレビ操作をすることができるロボットです。

ロボットクリエイターの高橋智隆さんが開発したロビの人気は凄まじく、様々な製品となって家庭の中で愛されています。そのロビの後継機となる「週刊ロビ2」の定期購読は2017年に開始され、2019年2月に完成を迎えようとしています。

そのタイミングでまたロビというキャラクター周辺が盛り上がることでしょう。


第9位

上述のLOVOTの製品発表会の記事が、第9位にランクイン。「命はないのに、あったかい」をコンセプトに「LOVE×ROBOT」で生まれたノンバーバルコミュニケーションロボットで、「家族型ロボット」という新たなジャンルを目指して開発されました。ハイスペックなハードウェアでありながら、便利さを目指さずに、人を癒すロボットとして開発されている「LOVOT」。発売までにどこまで進化し、愛されるロボットへと成長するのか。今から楽しみです。


第10位

Preferred Networksが今年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2018」で公開した圧巻の「全自動お片付けロボットシステム」。その公開に先駆けて発表されたニュースが第10位にランクインしました。

2体のロボットが連携しながら部屋の中をスムーズに片付けていく様子は、その技術もさることながら、未来を感じさせるとしてSNSやテレビでも話題に。床掃除をしてくれるルンバのように、部屋の片付けをしてくれるロボットが近い将来家庭の中で活躍するかもしれません。



SNSシェア数 トップ10

続いては、TwitterやFacebookを中心に、シェア数を伸ばした記事。人に教えたくなるような驚きがある記事が上位にランクインしています。


第1位

今年最もシェアされたのは、水を噴射して空を飛ぶ消火ロボット「ドラゴンファイヤーファイター」のプロトタイプが発表された記者会見の記事でした。

とにかく動画は一見の価値あり。水を噴射した浮力を利用するという面白い構想が話題になり、シェアを伸ばしました。それにしても「ドラゴンファイヤーファイター」ってすごい名前ですよね。


第2位

シェア数第2位は、渋谷に導入された「Amazon Echo」の記事。Alexa居酒屋として話題になりました。今年注目されたスマートスピーカーが居酒屋で活躍を始め、「テーブルから話しかけることで注文できるようになった」という未来感が、シェアを伸ばした要因でしょう。


第3位

シェア数第3位は、東大JSKが開発した空中で変形するロボット「ドラゴン」。複数のドローンが連携して、空中で形を変えてドラゴンになっていく動画が注目され、シェアを伸ばしました。今後の研究も気になりますね。


第4位

シェア数第4位は、PV数でも上位にランクインしたPFNの全自動お片付けロボットシステム。注目度が高かったです。


第5位

シェア数第5位に輝いたのは、18mの実物大ガンダムを動かすプロジェクト。2020年に18mの実物大ガンダムを動かし一般公開することを目指すプロジェクト「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が横浜市と連携し、実施に向けて計画を進めていくことを発表しました。2020年夏から約1年の間、横浜・山下埠頭にて動かすことを目指しています。楽しみ。


第6位

シェア数第6位は「IoTデバイスマップ2018」。こちらもPV数で上位にランクインしたものです。ぜひダウンロードしてみてください。見ているだけでも楽しいですよ。


第7位

シェア数第7位には、スプツニ子!さんが「THE AI 2018」で語った内容がランクイン。「『そもそも勝つために生まれてきたんだっけ?』『幸せになるために生まれてきたんじゃないんだっけ?』幸せになろうよというのが次の100年。AIよりバカでもいいじゃん、AIより幸せならいいんだよ」と語った内容が、多くの共感を呼び、シェアを伸ばしました。


第8位

機動戦士ガンダムに登場するコミュニケーションロボット「ハロ」を再現した会話ロボット「ガンシェルジュ ハロ」がバンダイから10月に発売されました。その製造とテストの様子を記録したPVが話題になり、シェア数第8位に。


第9位

シェア数第9位には、GROOVE Xの家庭用ロボット「LOVOT」の製品発表会記事。PVとともに、上位にランクインしています。価格は2体セットで60万円。軽々しく購入できる値段ではありませんが、それでも「可愛い」とSNSでシェアされ続けています。


第10位

シェア数第10位には、こちらもPVで上位にランクインした分身ロボットカフェ「DAWN」の記事。ロボットをうまく活用して、就業困難な方々が活躍する姿に、多くの人の心が動かされたことでしょう。


2019年もよろしくお願い致します!

aiboの発売に始まり、LOVOTの発表に終わった2018年。数多くの話題が生まれた1年でした。来年もロボスタならではの記事をリリースしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

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ロボスタ編集部

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