ハタプロ・ロボティクス

ZUKKU(ズック)

ZUKKUは、手のひらサイズのミミズク型AIロボット。身長は約10cm。 クラウドサービスとの連携し、これまではビジネス分野での導入が行われてきた。例えば、AIによる顧客分析で人の性別や年齢、表情などを認識し、相手や時間帯に適した情報や広告を多言語で配信するシステム等。その場合、ZUKKUが取得した識別データは、クラウド型マーケティング管理システムに蓄積される。これを可視化することで売り場の需要予測や販促施策立案、付随するデジタルサイネージ広告配信の自動最適化などが可能になる。 また、2019年9月下旬からZUKKUを高齢者の見守りロボットとして一般向けに展開を行うことも発表。家庭版のZUKKUは「おはよう」から「おやすみ」といった、毎日の日常会話により大切な人のさまざまな情報を確認することができる。見守る家族は、Web画面から見守られる人とZUKKUとの会話の頻度や一定のキーワードから体の不調等をタイムリーに知ることができる。なお家庭版にはカメラ機能は搭載されない。

日本 ハタプロ・ロボティクス コミュニケーション オフィス 商業施設 店舗 法人

ハタプロ・ロボティクス

ZUKKU(ズック)

JIBO

JIBO(ジーボ)

JIBOは2012年に設立したJibo Inc.が開発した家庭向けソーシャルロボット。MITで人工知能を専攻していたシンシア・ブリジール氏が創業し、ユニークな動きと音声会話で注目を集め、2014年7月にクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で目標額の22倍以上となるおよそ4億円を調達。アメリカだけでなく、日本でも話題となった。その後、複数の日本企業からの出資も含め、総額約7,300万ドル、日本円でおよそ80億円以上の資金調達も行なった。しかし、2017年9月にクラウドファンディングで先行購入したユーザーに出荷が開始されたものの、予定から2年以上遅れての出荷となり、機能面でもユーザーにとって満足いくものではなかった。 初期のソーシャルロボットとして期待されていたものの、2018年11月にJibo社がIP資産を売却、突然プロジェクトをクローズした。

アメリカ Jibo コミュニケーション

JIBO

JIBO(ジーボ)

ソフトバンクロボティクス

NAO(ナオ)

NAOは身長約58cmの二足歩行型のコミュニケーションロボット。ソフトバンクロボティクス製。主に大学や専門学校など教育機関や、ロボティクスの研究施設において利用されている。また、企業向け(法人向け)の受付システムやFAQシステム、ヘルスケア等でも利用されている例もある。テレビに出演したり、ダンスを踊ったりなどエンターテインメント分野でも活用事例がある(TV番組「ロボット旅 日本一周~タカラモノクダサイ~」等)。 25自由度、7タッチセンサー、4スピーカー(指向性)、2つの2Dカメラを搭載している。音声認識機能も有し、20の他国言語にも対応している。Pepperと同様の「コレグラフ」でプラグラミングできる。

フランス ソフトバンクロボティクス コミュニケーション 教育・STEM 介護施設 学校 展示会 個人 法人

ソフトバンクロボティクス

NAO(ナオ)

メーカー希望小売価格

1,400,000 円 (税抜)

千葉工業大学

CanguRo(カングーロ)

CanguRoは「人と馬の関係」をコンセプトに開発された主人に寄り添うパートナーロボット。千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター「fuRo」とプロダクトデザイナー山中俊治氏によって生み出された。CanguRoは「ライドモード」(移動)と「ロイドモード」(ロボットモード)の2種類の形態を持つ。「ライドモード」はユーザーが乗って移動する電動モビリティとして利用できる。「ロイドモード」はユーザーに追従してショッピング等をサポートしたり、時には友人・家族とのコミュニケーションロボットになる。CanguRoが遠方にいても、スマートフォンやタブレットから呼び出すと、fuRo独自のSLAM技術「scanSLAM」により指定の場所まで完全自動操縦機能で迎えにきてくれる。

日本 千葉工業大学 コミュニケーション パーソナルモビリティ 街中

製品詳細

概要

ライドモード時の速度は時速10km。衝突を回避して、自動ブレーキを行う「スマートストップ機能」を搭載し、事故を未然に防ぐ。

販売開始
価格
価格詳細
サイズ 全長、550mm(ロイドモード) / 750[mm](ライドモード)、全幅、440 [mm]
カラー
重量 64Kg
開発環境
自由度
バッテリー
センサー 3次元レーザーセンサ、広角カメラ、後部距離センサ、慣性計測装置、床反力センサ
通信方式
公式サイト https://www.furo.org/ja/works/canguro/

千葉工業大学

CanguRo(カングーロ)

CEREVO

タチコマ(1/8 tachikoma)

1/8タチコマは、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C」に登場する多脚型の思考戦車(シンク)「タチコマ」をモチーフとしたスマート・トイ・ロボット。作中の1/8モデルで全高は約250mm。計21個のモーターを搭載しており、各関節・ポッド・マニピュレータ・車輪が稼働する。音声認識テクノロジーで「おはよう」や「おやすみ」といった日常的な受け答えから作中に関する受け答えが可能で、喋りに合わせて身振り手振りを行い感情を表現する。なお、タチコマの声はアニメと同じく玉川砂記子さんが担当している。

日本 Cerevo コミュニケーション ホビー 家庭内 個人

製品概要

ネットの連携で天気予報やトレンドワードを教えてくれる

ネットと連携することで天気予報やトレンドワードなどを教えてくれ、Googleカレンダーと連携すると自身のスケジュールも教えてくれるようになる。さらにスマートフォンを接続することででタチコマをアプリから操作する事ができる。操作は多脚の脚で移動する歩行と車輪による走行の2種類があり、アプリ画面にはタチコマに搭載されているカメラからのリアルタイム映像が映し出される。アニメと同様に「並列化」の機能を搭載しており、タチコマにモノを見せて名前や特徴を覚えさせることで、他のタチコマも共有することができる。通常版とSPECIAL EDITION版があり、後者には一部パーツにクロムメッキ加工が行われている。

製品詳細

概要

スマートトイ

販売開始 2017年6月1日
価格 157,400円(税抜)
価格詳細 通常版:157,400円 SPECIAL EDITION版:177,400円
サイズ 約 W350 x D390 x H250 mm
カラー
重量 通常版:約1.5kg、SPECIAL EDITION:約1.6kg
開発環境
自由度 22
バッテリー 連続動作時間:約1.4時間、連続待機時間:約5時間
センサー
通信方式 無線LAN、Bluetooth
公式サイト https://tachikoma.cerevo.com/ja/

CEREVO

タチコマ(1/8 tachikoma)

メーカー希望小売価格

157,400 円 (税抜)

ASUS

Zenbo(ゼンボー)

Zenboは、顔で感情を表現し、自分の周りのサポートをてくれるコミュニケーションロボット。人工知能で自分好みにカスタマイズすることができ、投薬スケジュールや重要な情報を音声でリマインドしてくれる機能も搭載されている。

台湾 ASUS コミュニケーション 家庭内

ASUS

Zenbo(ゼンボー)

Blue Frog Robotics

Buddy(バディ)

Buddyは、フランスで開発が行われているコミュニケーションロボット。下部にはタイヤがついており、家の中を動き回ることができる。家庭向けの展開を目指しており、子供用の勉強アプリやダンスなどが用意されているほか、ビデオ通話での会話、家の中の見守りなどを行なってくれる。所有者が外出している状況でも、電気、水道、ガスの確認を自動で行ってくれ、異常があった場合は通知を行なってくれる機能ももつ。

フランス Blue Frog Robotics コミュニケーション オフィス 商業施設 家庭内 店舗 個人 法人

Blue Frog Robotics

Buddy(バディ)

メーカー希望小売価格

160,000 円 (税込)

ユカイ工学

BOCCO(ボッコ)

BOCCOは、家族の言葉を届けるコミュニケーションロボット。子供でも簡単にBOCCOを通じて両親への音声メッセージを送ることができ、両親はそれをスマホアプリから確認することができる。共働きの家庭で利用されることを想定して開発された。GPSとの連動により家族がどこにいるのかを把握し、家の近くまで来ると知らせてくれる。各種センサーを利用することで、できることの幅が広がる。2019年秋には丸みを帯びたデザインの「BOCCO emo」の発売も予定されている。

日本 ユカイ工学 コミュニケーション 家庭内 個人

ユカイ工学

BOCCO(ボッコ)

メーカー希望小売価格

29,000 円 (税抜)

NECプラットフォームズ

PaPeRo i(パペロ アイ)

人の顔を追いかけて見つめたり、頬や口、耳にあるLEDを点滅させて表情豊かに表現する。また、インターネット接続によりきめ細やかな対応が可能。座っている座布団には3つのボタンがあり、指示を伝えることやボリューム調節も可能。

日本 NECプラットフォームズ コミュニケーション オフィス 店舗 法人

NECプラットフォームズ

PaPeRo i(パペロ アイ)

日立製作所

EMIEW3(エミュー3)

EMIEW3は身長90cmのコミュニケーションロボット。店舗や公共施設において、サポートを必要とする顧客や利用者のもとに自ら移動し、接客・案内サービスを行うことができる。スピード、段差乗り越え、障害物回避など、屋内で必要となる基本的な移動能力を装備。万が一転倒した場合でも自分で起き上がる。 「EMIEW」シリーズは「EMIEW」が2005年、「EMIEW2」が2007年、「EMIEW3」が2016年に発表され、最新モデルの「EMIEW4」が2020年に開発された。初代「EMIEW」は人間の生活をサポートするために開発された。身長は130cmと最も大きい。安定した走行や停止が行える他、ボディを左右に傾けて重心の移動を行うことで機敏な方向転換ができるなど、実生活で必要な運動能力が研究された。複数の聴覚センサと、視覚センサを装備し、人とロボットが離れた場所からでも特別な道具を使わずにコミュニケーションすることを目指した。「EMIEW2」はオフィスでの使用を想定して開発。身長は80cm。自ら生成した地図を用いて目的地へ自動で到達する「自律移動技術」とオフィスビルの床面に存在する敷居やマット等の段差、床面を這うコード類を安全に乗り越えるための「アクティブサスペンション」や「空転制御技術」により、オフィスの通路や机の配置に応じて自分で経路を見つけ、行きかう人の間を縫って訪問者を目的地に案内したり、飲み物や書類を届けることが可能になった。 最新モデルの「EMIEW4」の情報は以下のリンクから確認できる。自動充電機能の追加による連続稼働の実現や、センシング機能を強化して移動性能を向上するなど、実用性能がEMIEW3より向上している。(画像2枚目がEMIEW、3枚目がEMIEW2)

関連サイト
EMIEW4(エミュー4)

日本 日立製作所 コミュニケーション 商業施設 法人

製品詳細

概要

コミュニケーションロボット

販売開始
価格
価格詳細
サイズ 高さ90cm
カラー 白/赤
重量 15kg
開発環境 -
自由度 -
バッテリー 約3時間
センサー -
通信方式 -
公式サイト http://www.hitachi.co.jp/rd/portal/highlight/robotics/emiew3_01/index.html

日立製作所

EMIEW3(エミュー3)

富士通

RoboPin(ロボピン)

ロボピンは6つのサーボモーターが搭載された6軸ロボット。モデルは地図のピンで、地図アプリのピンのように場所を示して人々を案内するという意味合いがある。受付案内・誘導、売り場などといったシーンや金融・医療といった業種ごとのアプリケーションが存在し、それらを組み合わせることによりフロント業務に最適なソリューションを提供する。

日本 富士通 コミュニケーション 案内 オフィス 商業施設 展示会 店舗 法人

富士通

RoboPin(ロボピン)

ユニロボット

Unibo(ユニボ)

Uniboは個人の顔と名前を認識し、趣味嗜好を記憶することで、利⽤者にあった意思決定⽀援等を行う学習型のパートナーロボット。高精度の音声認識エンジンで、声による指示を賢く理解。顔部に搭載した7インチのディスプレイと音声で、天気予報や家電の操作、今日の予定を教えてくれる。また、感情認識機能によって喜怒哀楽を察知し、たとえば悲しいときには、励ましの言葉をかけ、優しい音楽を流してくれる。

日本 ユニロボット コミュニケーション オフィス 商業施設 家庭内 店舗 病院 個人 法人

ユニロボット

Unibo(ユニボ)

メーカー希望小売価格

170,640 円 (税込)

MJI

Tapia(タピア)

タピアはMjiが開発したタマゴ型のコミュニケーションロボット。ユーザの認識やニュースの読み上げなどの生活支援を行う。さらにタピアあぷりで本体とスマートフォンを接続することで写真のダウンロード・確認、みまもり、ビデオ電話が利用できるようになる。(法人向けモデルもあり)

日本 MJI コミュニケーション 案内 オフィス 家庭内 店舗 病院 個人 法人

MJI

Tapia(タピア)

メーカー希望小売価格

98,000 円 (税抜)

トヨタ自動車

KIROBO mini(キロボミニ)

KIROBO miniは「人に寄り添い、心を動かす」をテーマに、クルマとは違う形で表した新たなモノづくりのチャレンジ「TOYOTA HEART PROJECT」の中で具現化されたコミュニケーションロボット。便利さではなく、人に寄り添うことを目的に開発された。2018年12月に販売を終了している。

日本 トヨタ自動車 コミュニケーション ホビー 家庭内

トヨタ自動車

KIROBO mini(キロボミニ)

メーカー希望小売価格

42,984 円 (税込)

講談社

Atom(アトム)

アトムは、講談社から発売されたコミュニケーションロボット。パートワーク冊子形式で販売されており、毎号届くパーツを組み立てることで完成する。NTTドコモのしゃべってコンシェルの技術を活かして、自然な会話が可能。製造や量産、デザインなど、大手企業が集結して開発を行なった。

日本 講談社 コミュニケーション ホビー 家庭内 個人

製品詳細

概要

コミュニケーションロボット

販売開始 2017年4月4日
価格 184,474円(税込)
価格詳細 パートワーク冊子を購入し、付属のパーツを自分で組み立てる場合の価格は184,474円、組立て済みの完成版モデルは212,900円。アトムの全てを楽しむATOMベーシックプランは月額1,000円。
サイズ H約44cm ×W約14cm×D約11cm
カラー
重量 約1400g
開発環境
自由度 18
バッテリー 12時間以上
センサー 6軸センサ、加速度センサ、角速度センサ
通信方式 Wi-Fi
公式サイト http://atom2020.jp/

講談社

Atom(アトム)

メーカー希望小売価格

184,474 円 (税込)